受験学力 集英社新書

和田秀樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087208757
ISBN 10 : 4087208753
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;18

内容詳細

二〇二〇年度から大学入試が変わる。中央教育審議会の答申によると、センター試験は廃止され新テストを導入。すべての国立大学の入試が実質AO入試化される。しかし「従来型の受験学力」を否定し「新しい学力」を求めるこの改革は、格差のさらなる拡大の危険や子供のメンタルヘルスに悪影響をもたらす可能性が非常に高い。そもそも政府が否定する「従来型の学力」は本当に“悪”なのか。子供が受験勉強で身につけるべき能力、これからの時代に必要な力とは何か。精神科医であり、また長きにわたり教育産業に従事してきた視点から多角的かつ詳細に論じる。

目次 : 第1章 2020年入試改革と受験学力(2020年度から入試がどう変わるのか(センター試験)/ 2020年度から入試がどう変わるのか(二次試験) ほか)/ 第2章 受験テクニック再考(受験テクニックを知らない地方秀才たち/ 受験テクニックで合格した受験生たちのその後 ほか)/ 第3章 学力と日本の教育について考える(真の学力とは何か/ 普通教育の意味 ほか)/ 第4章 受験勉強でどんな能力が身につくのか(コンテンツ学力とノウハウ学力/ 記憶力を高め、知識を身につける ほか)/ 第5章 受験学力格差はなぜ起こるのか(学力「素質」論の背景/ 親がどう関わりどう影響するか)

【著者紹介】
和田秀樹 : 1960年大阪府生まれ。和田秀樹こころと体のクリニック院長。国際医療福祉大学大学院教授、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師。1985年東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローなどを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • カッパ さん

    【◯】私は受験は失敗組なのです。しかし、中学受験で培った方法は人生のあらゆるとろこで役立ちました。広く浅くや、基本的なものは取りこぼさないなどです。 でもどこか甘くてぎりぎり勝負なとこあります。これで失敗してるので気を引き締めないとですね。

  • ネクロス さん

    今度の学習指導要領の改訂によりどのような学力感が生まれるか。従来式(もしくはもっと競争の激しかった時代)の受験が底上げの品質担保としてどのように機能したか。

  • 九曜紋 さん

    大学入試改革によって入試のAO化=就活化が加速するなら反対かな?内申書重視、小論文、面接、グループディスカッションによる選抜になると、ペーパーテストによる学力が担保されない。現状ですら一般入試による合格者とAO入試による合格者とでは前者が学力で優る、逆にいうとAO入試入学者の学力が低いという現状がある。就活で何が苦しいかというと、なぜ自分が不合格なのかがわからないこと。自分の人格が否定されるような感覚は精神的に厳しい。ペーパーテストでは自分の足りない所が明確にわかるので納得できる。若者には酷な制度。

  • rico さん

    2020年の入試改革、大学入試が就活みたいになって、コミュ障は救われないなあ…なんて思ってたのだけど。「人物本位」の入試の意義はわかるが、「それだけ」になるリスクを、もう少しまじめに考えるべきでは、と改めて思う。格差の拡大や基礎的な学力の問題、それにかかる手間やコストの問題など、色々あるけど、「人物本位」の入試は、特定の思想や行動へ導く装置となり得るわけで。「パンより和菓子が好き」って言わないと合格できないとか…

  • てながあしなが さん

    週刊新潮にて紹介があったので読んでみた。著者は入試改革に反対で、現行の制度のメリットを説く。曰く、明確な採点基準のあるテストに対して頭を使って点数を上げようとしたり、達成すべき目標に対して自分がどう行動すべきかを分析する能力は、将来的に役に立つ、とのこと。自分も入試はガムシャラに勉強するのではなく、むしろどうやったらラクできるかというのを考えるのに余念がなかったような人間なので、同意できた。著者ほどではないが、考えは近いのかなぁと。(実際、塾講師になろうとしてた時期もあったし笑)

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人物・団体紹介

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和田秀樹

1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長、国際医療福祉大学大学院教授、川崎幸病院精神科顧問。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり、高齢者医療の現場

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