名曲のたのしみ、吉田秀和 第2巻 指揮者を語る

吉田秀和

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784058000830
ISBN 10 : 405800083X
フォーマット
発行年月
2013年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
301p;22

内容詳細

目次 : ■第1章  フルトヴェングラー体験 / フルトヴェングラーのブラームス(1)・(2) / フルトヴェングラーとメニューヒン / フルトヴェングラー没後50年 / ■第2章  大指揮者をしのぶ / ベームをしのんで/ベームの「ハフナー・セレナーデ」 / ベームとウィーン・フィルの来日公演 / カラヤンをしのんで/カラヤン生誕百年 / バーンスタインの「田園」/バーンスタインをしのんで / セル没後20年/セル没後30年 / ショルティのマーラー/ショルティをしのんで / クライバーをしのんで/ジュリーニをしのんで / ■第3章  往年のマエストロ10人 / トスカニーニのドビュッシー/シューリヒトのブルックナー / バルビローリのブラームス/齋藤秀雄の指揮と音楽教育 / ザルツブルク音楽祭のヴェーグ/フリッツ・ライナーのストラヴィンスキー / クレンペラーの「スコットランド交響曲」/ムラヴィンスキーの思い出 / シェルヘンのモーツァルト「レクイエム」/ヴァントのブルックナー / ■第4章  指揮者のピアノ / 指揮者のピアノ / ■第5章  古楽との出会い / アーノンクールの「ジュピター」/ガーディナーの革命的な「運命」 / コープマンのモーツァルト「第40番」/サヴァルの「英雄」 / ■第6章  気鋭指揮者の注目盤 / レヴァイン あたらしいアプローチのマーラー / バレンボイムのシューベルト「交響曲第2番」 / ブーレーズのラヴェル/マゼールのラヴェル / ガッティのバルトーク/ハーディングの「エグモント」序曲 / ラトルのシューベルト「ハ長調交響曲」 / ドゥダメルの「運命」 / ■第7章  [企画編]今年の名盤から / 今年の名盤から 1〜5 (1978〜1992) / ■第8章  [企画編]小さな家庭演奏会 / 春をモティーフにした音楽/小さな家庭演奏会 / 気軽に楽しむフランス音楽/連弾・2台ピアノのための音楽 / ドビュッシーのピアノ編曲/クリスマスにきくバッハ / 編成自由自在のバッハ/バッハで祝うクリスマス / ■第9章  吉田秀和のクラシック・ビュー / −特集番組「クラシック音楽最前線」から− / *「名曲のたのしみ」の歴史 / *CD収録内容 (解説のみ、音楽の収録なし)

【著者紹介】
吉田秀和 : 1913年(大正2年)9月23日、東京・日本橋生まれ。東京帝国大学文学部仏文科卒業。戦後まもなく、「モーツァルト」の評論でデビュー、以来日本における本格的な音楽批評の第一人者として、60年以上にわたり活躍を続けた。また「子供のための音楽教室」や「20世紀音楽研究所」を設立し、水戸芸術館館長を務めるなど、音楽教育や芸術の普及に携わる実践家としても、多大な足跡を残した。大仏次郎賞(1975年)、紫綬褒章(1982年)、NHK放送文化賞(1988年)、朝日賞(1990年)、読売文学賞(1993年)、文化勲章(2006年)など受賞多数

西川彰一 : 1970年、鳥取市生まれ。東京大学法学部卒業。NHKディレクター、チーフ・プロデューサーとして、「N響アワー」「クラシック倶楽部」「名曲リサイタル」等、主にクラシック音楽番組の制作に携わる。「名曲のたのしみ」の担当は1997年以来で、吉田秀和氏の逝去後、半年間にわたり遺稿の代読を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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フルトヴェングラーやベーム、バーンスタイ...

投稿日:2013/08/21 (水)

フルトヴェングラーやベーム、バーンスタインの回などは聴いた覚えがあり、文を読んで思い出した。吉田翁の慧眼への敬服は勿論だが、むしろ懐かしさがこみ上げる。詳しいことは第一巻のレビューで触れたので繰り返さないが、平易な話し言葉で語られながらも、読んでみれば吉田翁の著書と変わらないような表現となっているのはやはりさすがである。個人的に思い入れの強い回がCDに入っていないのが残念だが。出版界も新陳代謝が激しいなか、恐らく早晩絶版になるかもしれないが、吉田節が風化する前に、CD化した版元の英断には感謝したい。

eroicka さん | 不明 | 不明

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人物・団体紹介

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吉田秀和

1913年、東京日本橋生まれ。音楽評論家。東京大学仏文科卒。戦後、評論活動を始め『主題と変奏』(1953年)で指導的地位を確立。48年、井口基成、斎藤秀雄らと「子供のための音楽教室」を創設し、後の桐朋学園音楽科設立に参加。57年、「二十世紀音楽研究所」を設立。75年、『吉田秀和全集』で大佛次郎賞、9

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