『戦場のメリークリスマス』知られざる真実 『戦場のメリークリスマス30年目の真実』完全保存版

吉村栄一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065265727
ISBN 10 : 406526572X
フォーマット
発行年月
2021年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
A5判 / 236ページ

内容詳細

大島渚監督による1983年公開の映画「戦場のメリークリスマス」は、デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけしら豪華なキャスティングと、今も色あせない普遍的なテーマ、美しい映像、そして坂本龍一による圧倒的な音楽の魅力が結実した稀有な作品。公開から40年近くが経った今でも、日本のみならず、世界的な人気を集めています。
2021年には4K修復版がロードショー公開され、各劇場でチケットが完売するなど、改めてその人気の高さを見せつけました。

2015年に発行された「『戦場のメリークリスマス』 30年目の真実」(TOKYO NEWS MOOK 東京ニュース通信社刊)は、映画公開30周年を記念して製作されたWOWOWの同名ドキュメンタリー番組「ノンフィクションW『戦場のメリークリスマス』30年目の真実」(2014年)をもとに、オンエアされなかった出演者、関係者らのインタビューや、新たな追加取材や証言、貴重な資料写真などを加え構成されました。番組同様、映画撮影時の貴重な記録として人気を得ましたが、長く品切れ状態となっています。

今回4K修復版の再公開もあり、再び『戦メリ』が注目を浴びる中、「完全保存版」として装いも新たに発行いたします。

≪完全保存版≫の主な追加内容

・旧版刊行後に死去したデヴィッド・ボウイに関する記述を改訂。新規原稿を加筆。
・新規インタビュー(ピーター・バラカン、大島新)
・関係者たちのその後についての記述を加筆。
・「戦場のメリークリスマス」ポスター掲載(カラー口絵)
・大島渚フィルモグラフィー

[目次]

グラビア『戦場のメリークリスマス』ポスター集

第一章 序/第二章 走/第三章 転

コラム デヴィッド・ボウイと『戦場のメリークリスマス』

第四章 起/第五章 動

インタビュー トム・コンティ

第六章 躁

インタビュー ピーター・バラカン

インタビュー 坂本龍一

第七章 賞/第八章 公/第九章 結

大島渚ロングインタビュー

デヴィッドボウイによる大島監督への弔辞

インタビュー 大島新

製作年表 ほか

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読書メーターレビュー

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  • 井月 奎(いづき けい) さん

    私はこの映画が大好きでして、デヴィッド・ボウイの役への考察と演技の深さ、トム・コンティの職業役者としての深みと理解。坂本龍一の嘘のように美しい音楽と噓のようにへたくそな演技(それが映画の質を下げるどころかいいフックとなっている不思議)そしてなんといっても、ビートたけしの見事な、本当に見事な役者っぷりが存分に表現されていて、それをさらに力強くかき混ぜて創り上げた大島渚の手腕はなんというか、神がかっています。この本は次のこの映画の鑑賞をさらに深いものにしてくれるはずです。良書。

  • nobu23 さん

    戦場のメリークリスマスの撮影の裏側を書いた本。 撮影に至るまでの資金集めから、撮影中、映画公開後まで満遍なく書かれている。 監督はもちろんスタッフや、坂本龍一のインタビューなど内容たくさんで楽しめる。

  • nonicchi さん

    三十数年前、二本立ての映画館で見た「戦メリ」。ラストシーンで自分でも驚くほど涙が止まらなくなり、席を立てないほどだった。何故あんなにも泣いたのか確かめたくて最後のロードショーに行き、本書を手にとった。若かった自分は、繰り広げられる衝撃の映像に只々翻弄され、整理の付かなかった様々な感情が、たけしの素晴らしいラストカットで一気に決壊したんだと理解した。上映に至るまでの資金繰りやキャスティングの苦労は、それだけで一本のドラマを見ているよう。大島渚の大きさと凄さを思い知った。そして彼に心からの感謝を捧げたい。

  • almondeyed さん

    思い返すと、自分が中学生の頃に、デヴィッド・ボウイがこの映画の主演に決まったというニュースを目にした時から、ずっと、ずっと映画が撮られるのを待ち続けていた。で、ビートたけしと坂本龍一という、当時の時の人たちを次々と巻き込み、ホントに映画が完成した時は、こんなメジャーでもあり、カルトとも言える作品に化けた事に、衝撃すら覚えた。所謂戦メリ少女と呼ばれた人たちは、青春時代という期間の大部分を費やし、いつ撮られるかも分からぬこの映画への妄想を重ねていったのだ。大島渚のインタビューはリアルタイムで読んだ。懐かしい。

  • 光太郎 さん

    オモロ

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人物・団体紹介

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吉村栄一

1966年福井県生まれ。月刊誌『広告批評』編集者を経て、フリーランスの編集者、ライター、コピーライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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