乙女のための 源氏物語 下

吉屋信子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784336075086
ISBN 10 : 4336075085
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
416p;20

内容詳細

「いやあね、私そんな光源氏大嫌い!」

老婦人が孫娘らに語り聞かせる、源氏物語講義の夕べ。
少女小説の第一人者・吉屋信子のまなざしが、光源氏と女性たちの華やかなりし日々を新鮮に照らし出す。『源氏物語』全五十四帖を誰でも愉しみながら理解できる、柔らかで明快な入門書としての現代語訳。

田辺聖子の解説再録に加え、新たに角田光代による書き下ろし解説を付した新装版。

【下巻目次】
松風
薄雲
朝顔
乙女
玉鬘
初音
胡蝶
蛍 常夏
篝火 野分
行幸 藤袴 真木柱
梅ケ枝 藤のうら葉 若菜上
若菜上(続)
若菜下
柏木
横笛(附・鈴虫) 夕霧
御法 まぼろし
宇治十帖(附・匂宮 紅梅 竹河)

解説 田辺聖子

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • paluko さん

    松風の帖(明石の上、源氏との間に生まれた娘を伴って上京)に始まり、まぼろしの帖(紫の上に先立たれた光源氏が身辺整理をする)で終わる。いわゆる宇治十帖は紫式部とは別人の作という説もあることを紹介し、楓刀自の講義ではなく熱心な生徒である容子が刀自に質問しながらまとめた「容子のノート」というかたちで駆け足気味に。自身も源氏物語の現代語訳を手がけている田辺聖子によるあとがき「明快さと気品の現代語訳」を付す。

  • えつ さん

    ようやく下巻も読めた〜。上巻に比べると進みが早くて、全然違う雰囲気だったかな。でも、わたしは下巻のほうが読みやすさはあったかも。途中で鮎子がアメリカ留学に行ったり、高倉一家が疎開先の鎌倉から東京に戻ることになったり、急展開。楓刀自の源氏物語の講義も物語も駆け足駆け足〜!!!最後の宇治十帖は容子のノートだったけど、容子ががんばってまとめてるから簡潔で、これはこれで読みやすかったし、分かりやすかったかな。でも、せっかくなら楓刀自の講義で読みたかったなぁ。 何はともあれ、読み応え抜群の上下巻でした。

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人物・団体紹介

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吉屋信子

1896年新潟市生まれ。10代から20代にかけて発表した『花物語』が「女学生のバイブル」と呼ばれるほどの大ベストセラーとなる。流行作家として人気を博した。1952年「鬼火」で女流文学者賞、67年菊池寛賞受賞。73年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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