CD 輸入盤

私の夢〜シューベルト:交響曲第8番『未完成』、合唱曲、アリア、他 ラファエル・ピション&ピグマリオン、ステファヌ・ドゥグー、ザビーヌ・ドゥヴィエル、他

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMM905345
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シューベルト/ブラームス編:タルタロスの群れ D.583

シューベルト:アヴェ・マリア

ピション&ピグマリオン、最新盤のテーマはシューベルト

『マタイ受難曲』で世界を驚かせたピション&ピグマリオン、注目の新作のテーマはシューベルト。1822年のある朝、フランツ・シューベルト[1797-1828]は様々な思い出(愛する父から何度か拒絶された記憶や、父に拒絶された後絶望の中にさすらう旅をしたこと、母が亡くなった時のことや失恋のことなど)を記した謎めいた文章を書き残しました。シューベルトの心の闇、シューベルトの作品の裏に感じられる孤独や絶望といったものの根源が観られるようです。ピションとドゥグーは、シューベルトの傑作や演奏機会の少ない楽曲、さらに関連あるほかの作曲家たちの作品を注意深く集めて、1枚の広大な絵物語を創り出しました。シューベルトが主人公のドラマティックなオペラのようになっております。
 タイトルの「Mein Traum(私の夢)」とは、フェルディナント・シューベルト(シューベルトの兄で作曲家)がフランツの文章につけたタイトルです。(輸入元情報)


【収録情報】
1. シューベルト:レチタティーヴォとアリア「私はどこに・・・力ある者よ、塵の中に」
〜『ラザロ』 D.689、第2幕より
2. シューベルト:合唱『狩りへ』〜『アルフォンソとエストレッラ』 D.732、第1幕より
3. シューベルト:レチタティーヴォとアリア『‘O sing mir Vater… Der Jager’』〜『アルフォンソとエストレッラ』 D.732、第2幕より
4. シューベルト/リスト編曲オーケストラ版:影法師〜白鳥の歌 D.957より
5. シューベルト:交響曲第8(7)番 ロ短調 D.759『未完成』第1楽章:Allegro moderato
6. ウェーバー :『おお! 海の上に浮かぶのはなんと心地よいことか』〜歌劇『オベロン』第2幕より
7. シューベルト:交響曲第8(7)番ロ短調 D.759『未完成』第2楽章:Andante con moto
8. シューマン:人魚 Op.69-5〜女声のための6つのロマンス 第1集より
9. ウェーバー:レチタティーヴォとアリア『どこに隠れよう・・・そして、私は復讐の力に身を捧げる』(抜粋)〜歌劇『オイリアンテ』より
10. シューベルト:序奏〜『アルフォンソとエストレッラ』 D.732、第3幕より
11. シューベルト/ブラームス編:タルタロスの群れ D.583
12. シューベルト:アヴェ・マリア(エレンの歌 第3番) D.839, Op.52-6
13. シューベルト:合唱『やさしく静かに』〜『ラザロ』 D.689、第2幕
14. シューマン:アリア『ここは見晴らしがよく』〜ゲーテのファウストからの情景 WoO3より第3部第5場
15. シューベルト:神はわたしの羊飼い D.706

 ステファヌ・ドゥグー(バリトン:1,3,4,9,11,14)
 ユディト・ファ(ソプラノ:3,6)
 ザビーヌ・ドゥヴィエル(ソプラノ:12)
 ピグマリオン(合唱、管弦楽)
 ラファエル・ピション(指揮)

 録音時期:2020年12月
 録音場所:フィルハーモニー・ド・パリ、ピエール・ブーレーズ・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


ユーザーレビュー

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ひとつの演劇を観るような曲目と耽美的に美...

投稿日:2023/04/18 (火)

ひとつの演劇を観るような曲目と耽美的に美しい歌唱・演奏だ。もともと、「マタイ受難曲」(2021年録音)で感銘を受けてこのコンビに興味を持つようになった。その盤のレビューにも書かせてもらったが、あのディスクは「人間イエスのドラマ」だったと考えている。思うに、ピション&ピグマリオンのコンビはこのような音楽を演劇的に捉える志向が強いのだろうか。それは当盤「私の夢」でも同様。ロ短調交響曲D759を分解して効果的に配置するのも面白いし、編成や作品の変化は舞台変換を思わせる。とても一筋縄ではいかない台本だが、このような音楽から発しながらも多方面に興味の種を蒔いてくれる当盤、ありきたりの曲目構成から一歩違うところに足を踏み入れたい方にも薦めてみたい。この手の曲目なら国内盤もリリースし、じっくり考察も交えた邦訳も読んでみたいところだが、それが発売されている気配がないので星を1つだけ落とし4つ星で評価させていただきたい。  ちなみに、ちょうど今、『わが友、シューベルト(堀朋平著、2023年2月 アルテスパブリッシング刊)』を読み進めているところだが、この本と当盤は親和性が高いように思う。当盤を聴かれた際はこちらの本にも手を伸ばすことを薦めてみたい。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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