チェコの巨匠たちへのトリビュート　イジー・ペトルドリーク＆プラハ混声合唱団

チェコの巨匠たちへのトリビュート

1950年代に設立されたプラハ混声合唱団は、バロック期からロマン派作品、とりわけお国物であるチェコ音楽を中心とするレパートリーで、チェコ国内だけではなく海外でも高い評価を受けています。このアルバムでは19世紀から20世紀のチェコ合唱曲を披露。ドヴォルザーク[1841-1904]35歳の作品『4つの合唱曲』をはじめ、モラヴィア民謡詩に題材を得たヴィチェスラフ・ノヴァーク[1870-1949]のバラード、晩年のマルチヌー[1890-1959]の熟達した筆致が映える『牧童ミケシュ』など民謡風の旋律が楽しい曲が楽しめます。また、アルバムの最後に収録された『創造者へのオマージュ』の作曲家スデニェク・ルカーシュ[1928-2007]は330以上の作品を発表し、ピルゼンの国立放送局で音楽編集者を務めた経歴で知られています。（輸入元情報）

【収録情報】
● ドヴォルザーク：4つの合唱曲　Op.29, B.59
1. 第1番：夕べの祝福
2. 第2番：子守歌
3. 第3番：私は語らない
4. 第4番：見捨てられた者

● ノヴァーク：モラヴィア民謡詩による2つのバラード Op.19（4手ピアノと合唱版）
5. 第1番：ラノーシャ
6. 第2番：魅惑の娘

● ノヴァーク：モラヴィア民謡詩による2つのバラード Op.23（4手ピアノと合唱版）
7. 第1番：恋人殺し
8. 第2番：不幸な兵士

9. マルチヌー：牧童ミケシュ H.375

● ルカーシュ：創造者へのオマージュ Op.147
10. I. ミケランジェロ
11. II.　レンブラント
12. III. ピカソ

　プラハ混声合唱団
　カレル・コシャーレク（ピアノ：5-12）
　ダニエル・ヴェスナー（ピアノ：5-8）
　エヴァ・ミュレロヴァー（ソプラノ：9）
　ヤクブ・トゥレク（テノール：9）
　シルヴィエ・ヘソヴァー（ヴァイオリン：9）
　ラデク・クジジャノフスキー（ヴァイオリン：9）
　パヴェル・ツィプリス（ヴィオラ：9）
　シュチェパーン・プラジャーク（ヴァイオリン：10,12）
　イジー・ペトルドリーク（指揮）

　録音時期：2018-2020年
　録音場所：プラハ、アカデミー・オブ・パフォーミング・アーツ、マルチヌー・ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル）