スイート・ホーム

原田マハ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591156681
ISBN 10 : 4591156680
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
236p;20

内容詳細

幸せのレシピ。隠し味は、誰かを大切に想う気持ち―。うつくしい高台の街にある小さな洋菓子店で繰り広げられる、愛に満ちた家族の物語。さりげない日常の中に潜む幸せを掬い上げた、心温まる連作短篇集。

【著者紹介】
原田マハ : 1962年、東京生まれ。85年、関西学院大学卒業、96年、学士入学した早稲田大学卒業。アートコンサルティング、キュレーターを経て、2005年、『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し、翌年デビュー。12年、『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞を、17年、『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ケーキ屋の一家や周囲の人の恋や人生の門出...

投稿日:2021/04/18 (日)

ケーキ屋の一家や周囲の人の恋や人生の門出にかかわる心が和む話で、オムニバス形式なのでとても読みやすかったです。

まめ さん | 群馬県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    原田マハは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。阪急沿線宝塚恋愛連作短編集でした。オススメは表題作の『スイート・ホーム』です。春の陽だまりのような暖かでスイートな作品、阪●不動産とのタイアップ小説のせいか、善人ばかり登場し、リアリティや深みがないかも知れません。

  • zero1 さん

    【春は、くる】プロポーズや高齢のリハビリなど一歩踏み出せない人に勇気をもたらす一冊。原田得意の美術ではない、宝塚を舞台に洋菓子店の家族を描く。各エピソードで主人公が異なる。【リアリティがない!】と批判するのは容易。しかし私は「希望のギフト」でのおばちゃんと「めぐりゆく季節」での浪人へのエールに原田エッセンスの神髄がある。信じる者だけが信じればいい。小説とは【小さなことを説く】ことであり、この年代記に似た世界を私は支持する。関西舞台で「翔ぶ少女」の世界が重なるか。約230ページに小宇宙を描く奇跡を見た。

  • ウッディ さん

    宝塚にある一軒の洋菓子店「スイートホーム」の家族を中心にした連作短編。タイトル通り甘くて、安らげる優しい物語でした。ただ登場人物がみな良い人で、一点の雲りもない素敵な家庭で、モデルハウスで撮影したCMのような作り物感がありました。ただ、みんなが幸せな物語は読んでいて心がホッコリ。それに父親の働いていた宝塚ホテルは、自分が結婚式を挙げた場所、あの時、入刀したウェディングケーキは、お父さんの作品だったりして?とニヤニヤ。妙にこの辺りに詳しいと思ったら、原田さんも有川さんと同じく、関学出身だったんですね。納得!

  • うっちー さん

    アート系では秀逸のマハさんの普通の小説

  • bunmei さん

    登場人物がみんないい人、ハートフル・ストーリーの王道。少し昭和の香りがする向こう三軒両隣的なホームドラマ。物語の舞台は、宝塚の小高い住宅街にある、アットホームな洋菓子店・スイート・ホーム。その店の2人姉妹の娘達の結婚、叔母の大怪我、お店の常連さんの恋の行方や大学受験を通して、家族の温かさや人への思いやりを語っていきます。そして場面場面で心を和ませるのが、スイート・ホームの美味しいケーキ。2時間で読み終えてしまう内容ですが、美味しいケーキを食べながら、内容をゆっくり味わいたい、心がホッコリする一冊です。

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人物・団体紹介

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原田マハ

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年「カフーを待ちわびて」で日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。12年『楽園のカンヴァス』(新潮社)で山本周五

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