歴史のくずかご とっておき百話 文春文庫

半藤一利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167901721
ISBN 10 : 4167901722
フォーマット
出版社
発行年月
2014年08月
日本
追加情報
:
238p;16

内容詳細

「満州」ではなく「満洲」という字を使い続けるわけ、子規の「海嘯」の句について、石原莞爾の予言、宣長の桜の歌、山本五十六の覚悟…歴史探偵・半藤さんが15年の間に綴ったエッセイから、100篇を厳選し、すべてに加筆しました。睦月の章から師走の章まで一年かけてちびちび読みたい、文庫オリジナルの贅沢な一冊です。

目次 : 睦月―初富士の巻/ 如月―梅の香の巻/ 弥生―春一番の巻/ 卯月―花は盛りにの巻/ 皐月―鯉のぼりの巻/ 水無月―さみだれやの巻/ 文月―海に山にの巻/ 葉月―くそ暑かった日の巻/ 長月―名月と菊の巻/ 神無月―体露金風の巻/ 霜月―天高くの巻/ 師走―冬将軍の巻/ おまけ―精神はどこの巻

【著者紹介】
半藤一利 : 昭和5(1930)年、東京に生れる。作家。28年、東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役、同社顧問などを歴任。平成5(1993)年「漱石先生ぞな、もし」で第12回新田次郎文学賞、10年「ノモンハンの夏」で第7回山本七平賞、18年「昭和史」(全二巻)で、第60回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さきん さん

    江戸っ子で夏目漱石とも遠い親戚。仕事から太平洋戦争の関係者とも交流し、敗戦の経緯を振り返る文章も多い。俳句、古典への造詣が深く、こんなところまで調べているかと舌を巻いた。本書を放出しようと思っていたが、古典を読むときの参考にするために取っておくことにした。

  • 河瀬瑞穂@トマト教司祭枢機卿@MMM団団長 さん

    有名な近代史研究家、半藤氏の軽妙なエッセイ集。クスリと笑わせてもらいながら、ちょっと歴史小話等挟まって、興味深い。まさに「おもしろくて、ためになる」一冊。こういう本は好きだな。

  • maito/まいと さん

    半藤さんの歴史エッセイなのだからつまらないわけがない(笑)話題はあっちにこっちに、と飛ぶけれど、とにかくどの項も知性と見識があるので、トーンは軽いのに深さがある。見開きで1テーマという短い文章の中に、色々思いがこもっていて、それを史実や歌に内包している趣まで含まれている。この境地、いつになったらたどり着けるのやら(苦笑)内容かなりマニアックだけどそれを感じさせず、むしろ頭に残るのは、知識だけではなくその情景まできちんと焼き付くからだろうなあ。

  • たくのみ さん

    半藤一利さんの歴史エッセイ集。2ページごとのテーマでまとめられた文学、歴史、教養、蘊蓄は、それぞれに味わいある。「野球」の語源の話―司馬遼太郎の誤解の影響力、「養生訓」はどこまで根拠あるのか。「かかあ」の語源と万葉集。「一期一会」と学徒動員のはなしなど。屑籠というより、使われなかった小説の素材の供養なのかも。

  • とみやん📖 さん

    タイトルのとおり、歴史のサイドストーリーを季節ごとに並べて100話まとめたエッセー。相変わらず、半藤さんは博覧強記により古今東西いろいろな事を語られる。他のエッセー集と比べ、少し軽すぎて物足りなさも感じるが、雑学のようでいて為にもなり、クスリと笑える小話ありで楽しかった。今話題の9月入学の話もあった。

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人物・団体紹介

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半藤一利

昭和5年(1930)生まれ。作家。文藝春秋に入社し、『週刊文春』『文藝春秋』などの編集長を歴任。昭和史研究の第一人者として知られる。令和3年(2021)1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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