あんちゃん

北原亜以子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163292205
ISBN 10 : 4163292209
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,204p

内容詳細

江戸の空の下で再会した兄と弟。金儲けに明け暮れた弟に兄が振り上げたこぶしの真意とは…。著者が最も得意とし、多くの読者から支持を集める世話物を中心とした短篇を7作収録。心を暖める傑作時代小説集。

【著者紹介】
北原亞以子 : 東京都出身。コピーライターなどを経て、昭和44年「ママは知らなかったのよ」で第一回新潮新人賞を受賞して、作家デビュー。平成元年『深川澪通り木戸番小屋』で第十七回泉鏡花文学賞、平成5年『恋忘れ草』で第百九回直木賞、平成9年『江戸風狂伝』で第三十六回女流文学賞、平成17年『夜の明けるまで』で第三十九回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あすか さん

    切るに切れない縁っていうのは、「切りたくない縁」っていうことなのかな?切なかったり、あったかくなったりな短編集でした。私の地元の話もでてきて、ちょっと嬉しかったです。

  • コージー さん

    初めて北原さん作品を読みました。分かりやすく泣けたり、嬉しかったりする話ではないが、何ともいえない静かな心の動きや気持ちが、大人な物語だと思った。表題作、帰り花、草青む、がホッとできて良かった。

  • みかりん さん

    やっぱり 良かった。でも いつも思うが この時代は 不倫や浮気が横行してて 読んでて切なくなる物が多いんですよね〜。この時代の女性達、なんて健気なんでしょう。そこがまた いい所なんだろうけど。

  • あかんべ さん

    題名だけを見ると、山本周五郎を思い浮かべるが、各作品はハッピーエンドでばかりではないから、いやそうでない話が特に面白いと思った。さすが女流作家の作品は女心の、微妙さを上手に書いている。冬隣、風鈴の鳴りやむ時が、がけっぷちに立つ人の気持ちが絶妙だ。

  • 茉莉花茶 さん

    レビューや中身の紹介を知らずに借りてみた作品(作者は慶次郎日記の人と把握(ドラマだけ視聴。好きです)。小説としても彼女の作品を読みきるのは初となった当作品。どれも後味さっぱりの爽やか作品ではなく、アンニュイなテイスト…物憂げというか気だるげというかもの寂しいというか…しかし、こんな味わいも悪くない。人間は人生はきれいなことばかりじゃない、キレイ事ばかり言ってられない、後味をいかようにも溶かしていってその時時の自分の心の気分で読後感を変えられる、味の広い作品だなと思いました。他作も読んでいきたいです。

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人物・団体紹介

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北原亜以子

東京都出身。千葉県立千葉女子高校卒。昭和44年「ママは知らなかったのよ」で第1回新潮新人賞を受賞し文壇にデビュー。平成元年『深川澪通り木戸番小屋』で第17回泉鏡花文学賞を、平成5年『恋忘れ草』で第109回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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