唐詩選 下 岩波文庫

前野直彬

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003200933
ISBN 10 : 4003200934
フォーマット
出版社
発行年月
2000年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
李攀竜 ,  
追加情報
:
15cm,326p

内容詳細

李白・杜甫を頂点とする唐詩は日本人になじみ深い存在であるが、これは、ひとえにこの『唐詩選』が江戸初期以後ひろく流行したことに起因している。本冊には巻七(七言絶句)165篇を収め、巻末に簡潔な略歴紹介「詩人小伝」を付す。

目次 : 7 七言絶句(蜀中九日(王勃)/ 渡湘江(湘江を渡る)(杜審言)/ 贈蘇綰書記(蘇綰書記に贈る)(杜審言)/ 戯贈趙使君美人(戯れに趙使君の美人に贈る)(杜審言)/ 送司馬道士遊天台(司馬道士の天台に遊ぶを送る)(宋之問)/ 送梁六(梁六を送る)(張説)/ 涼州詞(王翰)/ 清平調詞(李白)/ 客中行(李白)/ 春宮曲(王昌齢) ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    これを書いているのは昨年10月中旬なので、秋に関する詩を音読しておいた。書き下し文と現代語訳のところである。秋らしい風情を中国の地名から想像しながら、日本の秋の風情を感じるってこと。張渭「長安の主人の壁に題す」で、金が多くなれば、それにつけて、交際も深くならない(228頁)という。貧富が人脈の広さ、厚みを必ずしも意味しないのだろうか。唐代(618〜906)の300年間に詩人は2200人余り、作品総数48000首を超えるという(385頁)。徳川江戸時代よりも長い唐の歴史の厚みと詩の広がりを思わざるを得ない。

  • 金吾 さん

    ◎絶句が好きなので、多数の絶句がのっている下巻は大好きです。張九齢、王維、李白以外にも好きな詩が多数あります。

  • 順子 さん

    下巻は巻七の七言絶句。一番好きかな。もし読み返すなら巻七だけでいい。李白が良い。うしろ約50ページは掲載詩人の紹介。丁寧に読んでみたらびっくりな読み応えの壮絶な人生の数々。左遷や流刑、死刑や恩赦。殺したり殺されたり。「夜中に鉄槌で妾の頭を打ち砕いた」り「気に入らぬ下僕を撃ち殺し」たり「杖で撃ち殺され」たり「「土嚢で押し殺され」たり。酒で死ぬのも李白だけではなく…ギリシャ神話でそんなの読んだ気が…雄大な風景を繊細に表現する詩仙の皆様すごすぎる。黄鶴楼で一杯やりたいわ〜(中華料理の紅鶴楼は近所にある)。

  • 零水亭 さん

    『唐詩選』に選ばれている七言絶句は読んでいて気持ちがいいものが多いです。格調が高い詩も清新な詩も多いです。但し、杜牧の詩が入っていればもっとよかったと思います。中晩唐の詩人とはいえ、山行、江南春とか詠史モノとかは初唐・盛唐の詩人達を凌駕していると思いますが…。まぁ編集の「李攀龍」先生(または唐汝詢氏)の好みもあるから仕方ないでしょうか…。

  • 雪野きずな さん

    白楽天の詩は1首も収録されていないので図書館で借りよう。岩波文庫の中国名詩選も読みたい。

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人物・団体紹介

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前野直彬

1920‐98年。東京帝国大学文学部卒業。東京大学文学部中国文学科教授、同名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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