勇気論

内田樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334102890
ISBN 10 : 4334102891
フォーマット
出版社
発行年月
2024年05月
日本
追加情報
:
292p;19

内容詳細

いまの日本人に一番足りないものは何だろうか?
本書では、“モヤモヤを抱えた編集者との往復書簡”によって、内田樹が「勇気」の意味を考察します。
ジョブズ、フロイト、孔子、伊丹万作、河竹黙阿弥、大瀧詠一、パルメニデス、富永仲基‥‥思いがけない方向に転がり続けた二人のやりとりは、結論にたどり着くことができるのか。
読み終わる頃には、あなたの心はフッと軽くなってるに違いありません。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もちこ さん

    至言に溢れた一冊でした。 「勇気とは何か」を、論理的に体系的に説明するのではなく、編集者との往復書簡という形で考察をしながら導き出していく、という内田さんの思考の過程を辿ることができて、とても面白かった。 「勇気」についてだけでなく、その過程で考えたとりとめのないことの中にも、「なるほど」と膝を打つ言葉が出てきて、子育てをする中でも大事にしたいと思えることがたくさんあった。

  • ちゃんた さん

    筆者が「今の日本に足りないもの」という問いに「勇気じゃないかな」と答えたのが始まりで、その心を解き明かそうと試みた一冊。編集者の人と往復書簡でやり取りしながら深堀していく過程も面白いし、勇気とは少しの孤独に耐えることだという話もとても納得いくものだった。こういった哲学的な話を結論だけ書いて読者に解釈を任せるのではなく、矛盾や説明不足などがあっても悩みながら答えを作っていく過程を見せるのは良い試みだと思う。内田樹さんはなんとなく毛嫌いしていたけど、とても面白い考えの持ち主で、また読んでみたいと思った。

  • ネルシュン さん

    久しぶりに読んだ内田先生の本、これからも時々は先生の本を読んでいきたいです。

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人物・団体紹介

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内田樹

1950(昭和25)年東京都生まれ。神戸女学院大学名誉教授。東京都立大学人文科学研究科博士課程中退。専門はフランス文学・哲学、武道論、教育論など。神戸市で武道と哲学研究のための学塾凱風館を主宰。合気道七段。第六回小林秀雄賞(『私家版・ユダヤ文化論』文藝春秋)、2010年新書大賞(『日本辺境論』新潮社

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