ドッペルゲンガーの銃 文春文庫

倉知淳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167917685
ISBN 10 : 4167917688
フォーマット
出版社
発行年月
2021年10月
日本
追加情報
:
444p;16

内容詳細

女子高生ミステリ作家の卵・灯里は小説のネタを探すため、刑事である兄の威光を借りて事件現場に潜入する。彼女が遭遇した三つの事件―密閉空間に忽然と出現した他殺死体(文豪の蔵)、二つの地点で同時に事件を起こす殺人者(ドッペルゲンガーの銃)、痕跡を残さずに空中飛翔した犯人(翼の生えた殺意)の真相は?

【著者紹介】
倉知淳 : 1962年静岡県生まれ。93年、『競作 五十円玉二十枚の謎』一般公募部門に応募した「解答編」が若竹賞を受賞。翌94年に『日曜の夜は出たくない』で作家デビューを果たす。97年、『星降り山荘の殺人』で第50回日本推理作家協会賞(長編部門)候補。2001年、『壺中の天国』で第1回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    3編を通じて、もっとも憎むべきは、灯里の作品を3回ともボツにした編集者の佐田山氏(笑)。でも、こうして本になっているけどね(そこはそれ)。女子高生が犯罪捜査にかかわるのは、実際に無理だが、小説なら身内が警官という設定で、そこは見逃し。トリックはさすがに凝っているが、ラストのいわゆる雪の足跡密室は、ほぼわかった。それしかない。冒頭作にはうなった、これが一番いいと思う。さて、ご先祖様は果たして兄・大介の別人格なのか、本当に7代前の人なのか。終わり方がいかにも続編に期待してね、と言っているので、期待します。

  • NADIA さん

    短編新人賞に佳作入選した女子高生の灯里。受賞後の第一作のネタにつまり、警視庁のキャリアとして勤めている勉強だけはできた朴念仁の兄と実際に起こっている事件を解決し、新作小説のネタにすることを目論む。語り口の軽さに、ありえない人物の登場も違和感なく読み進められる。

  • おうつき さん

    いい感じに肩の力の抜けた中編ミステリ三編。密室の死体にドッペルゲンガー、空中飛翔と魅力的な謎の提示にそれなりに合理的な解決がもたらされる。読んでいてこれは凄いと唸らされるわけではないが、楽しむことができた。ただ、探偵役の設定はいらなかったような気もする。話がとっちらかるだけで面白さには繋がっていなかった。

  • hnzwd さん

    女子高生ミステリ作家が第二作のネタに悩み、現実の事件をネタにしようと兄の刑事にわがまま。ミステリ作家の卵らしく真相を見抜こうとするものの、、。的外れな推理の真相を見抜くのは、守護霊となっていたご先祖様。結末は現実的な中編3編でした。

  • マッちゃま さん

    やっぱり楽しい倉知さん。エリートぼんくら警部補の兄と女子高生ミステリ作家の妹、2人が難事件に挑む(⁉︎)中編3 作品+エピローグ付きの本格ミステリ。ネタバレになると悪いから、これ以上は触れない。ただ、敢えてネタバレさすなら「読んでて面白かった」まあ〜これくらいは許してチョ〜よ♪適当に積本を消化しようと手に取りましたが、良い意味でスッキリ綺麗には物語は進まない。はて?どうする(どうなる)のか、出来過ぎにまでに上手く展開してくのをニヤニヤしながら読んでました。続編に期待して良いのかな?倉知先生待ってますからね

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倉知淳

1962年静岡県生まれ。日本大学藝術学部演劇学科卒業。94年『日曜の夜は出たくない』で本格的に作家デビュー。2001年『壺中の天国』で第1回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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