夢に見た娑婆 縮尻鏡三郎 文春文庫

佐藤雅美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167902421
ISBN 10 : 4167902427
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
追加情報
:
382p;16

内容詳細

鶏肉の中卸・飼鳥屋の新三郎は、鳥問屋同士のいざこざに巻き込まれて寄場送りとなった。それから3年3ケ月。務めを終え戻った新三郎を、鳥問屋の親方は冷たく追い払う。さらに今度は妻が息子を置いて出て行ってしまった。それを知った鏡三郎は、窮地に陥った新三郎のためにひと肌脱ごうと東奔西走する!人気シリーズ第7弾。

【著者紹介】
佐藤雅美 : 昭和16(1941)年、兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒業。会社勤務を経て、43年よりフリーに。60年、処女作「大君の通貨」で、第4回新田次郎文学賞受賞。平成6年、「恵比寿屋喜兵衛手控え」で、第110回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kei302 さん

    今回は長編。時代考証に信頼が置けるし、当時の庶民の食の実態、豊富さに驚いた。飼鳥屋の新三郎がメインで、“くじら屋”(ももんじ屋)の親父:与平の人の良さに、世の中、捨てたもんじゃねぇぜ、と、江戸っ子になって楽しむ。せっかく娑婆に戻れたのに、真っ直ぐ家に帰らず、昔の女としっぽりでは、みきに許してもらえないのは自業自得だよ。

  • しんこい さん

    江戸時代でも鳥肉食べまくって、それを捕る人、売る人がいてそこが舞台となっているのが興味深い。ただ、大番屋という舞台はどうでもよくなり、結末も妙に急いでいる感じがして、ちょっと物足りないかも。

  • ジュール さん

    江戸時代、将軍の鷹狩りのため餌の鳥をとる様々な仕事が出来ていた。飼鳥屋の新三郎はゴタゴタで3年ほど寄せ場に。帰ってきたら雇い主に裏切られ、鏡三郎いきつけのくじら屋に勤める。複雑な背景がだんだんと解き明かされていく。

  • うさこ@タッタカタ さん

    久しぶりの縮尻鏡三郎。新三郎シリーズがスタートかと思うほど、拝郷さんの出番が少な!前作が、面白かっただけに寂しく思いました。

  • 蕭白 さん

    短編かと思いきや・・・。読みごたえがあって良かったです。

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佐藤雅美

1941年1月兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒。’85年『大君の通貨』で第4回新田次郎文学賞、’94年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞を受賞する。2019年7月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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