いのちをむすぶ

佐藤初女

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087816020
ISBN 10 : 4087816028
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
追加情報
:
128p;21

内容詳細

<ほんとうに偉大な存在は、人に気づきを強いない。――吉本ばななさん>
“東北のマザー”が、生涯をかけて伝えたいことのすべて。
森のイスキア・佐藤初女さん、最期のメッセージ+フォトブック。
――今、この場所でいのち尽きるまで――私は「今」を生きています。

【内容】
多様なものが 
多様なまま響きあい 
ともに生きる。 
それがいのちの摂理です。(「響きあう」より)

「食はいのち」と、悩み、疲れ、重荷を背負って訪れる人々に
手作りの食事をふるまい、ただ寄り添う――
青森県弘前市。岩木山のふもとに佇む小さな建物
〈森のイスキア〉での活動を中心に、いのちの大切さを伝える講演会や
おむすび講習会などで世界中から求められてきた佐藤初女さん。

「いのちをいただく」「揺れてもいい」「動の祈り」「もっとも尊いこと」
「ちょっとお休み」「ことばを超えて」「愛する」「透明になる」「今を生きる」……

去る2月1日、天に召された初女さんが、人生を通じて伝え続けていらしたこと、
多くの人々の救いとなってきたお心を66の短いメッセージとし、
20年来の交流がある写真家・岸圭子さんの美しいカラー写真とともにまとめました。

四季折々、自然豊かな〈森のイスキア〉でだけでなく、
ご自宅や全国の講演先でなど、常に人のために動き働いてこられた
“東北のマザー”の真実の姿と、尊い活動の軌跡を伝えるメッセージ+フォトブックです。

(目次)
春 いのち受け容れるとき
夏 いのち生い立つとき
秋 いのち響きあうとき
冬 いのち透きとおるとき
あとがき〜神のはからいは限りなく、生涯私はその中に生きる
佐藤初女さんのあゆみ

【著者プロフィール】
佐藤初女(さとう・はつめ) 1921年青森市生まれ。小学校教員、弘前染色工房主宰を経て83年、自宅を改装し〈弘前イスキア〉を、92年、岩木山麓に〈森のイスキア〉を開設。迷い、疲れ、救いを求めて訪れる人に食事を供し、寄り添うことで、多くの人々の再生のきっかけとなってきた。その活動は、ダライ・ラマ法王らとともに出演した映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第二番』(95年/龍村仁監督)で広く知られるようになる。『おむすびの祈り』『初女さんのお料理』『いのちの森の台所』等著書多数。
2016年2月1日逝去。


【著者紹介】
佐藤初女 : 1921年10月3日、青森市生まれ。小学校教員、弘前染色工房を経て83年、“弘前イスキア”を、92年、“森のイスキア”を開設。迷い、疲れ、救いを求めて訪れる人に食事を供し寄り添うことで、多くの人々の再生のきっかけとなってきた。その活動は、95年、ダライ・ラマ法王らとともに出演した映画『地球交響曲第二番』(龍村仁監督)で広く知られるようになる。2016年2月1日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    恥ずかしながらこの方を存じ上げていなかった私は今までの人生、ちょっとだけ損をしていたのかもしれないなぁ。読友さんのレビューで巡り合った事に感謝です。心に刺さる、心に残る、心に沁みる言葉の数々。初女さんの言葉だからすんなりと受け入れられるのだろう。同じことは出来ないがせめて家族には向き合える。日々人生の修業中の身には有り難い言葉と写真だった。夜毎少しづつ戴いた。『私には心がある。心なら、汲めども汲めども尽きることはありません。』

  • はる さん

    初女さんの一つ一つの言葉が心に響く。彼女の語った言葉と、彼女の想いを込めた料理の写真。初女さんの包み込むような優しさに触れることが出来ました。彼女のような生き方、考え方を見習いたい。素敵な本でした。

  • ナミのママ さん

    先月94歳で亡くなられた佐藤初女さん、最後のエッセイと写真集です。深い信仰と10代での大病、大きな事をなしとげられた著者ですが、普通の事を一歩ずつ進んだ結果だなと改めて思います。50代でご主人を未亡人となり、その後自宅を開放し、おにぎりを一緒に食べることから始まった「森のイスキア」の活動。他人を自宅に呼ぶことなど、私にはできないことですが。少ない品数や質素な日があっても、家族への食事には心をこめたものを、と思います。

  • けんとまん1007 さん

    まさに初女さんの珠玉の言葉集。どの言葉も、平易で、とてもわかりやすい言葉。それでいて、拡がりがあり、かつ、たおやかでもある。それは、初女さんの、これまで暮らしの中から生まれた言葉でもあり、また、日々の暮らしそのものでもあるからだろう。特に、「動く」「めんどうくさい」には、心が揺さぶられた。その通りだと思う。自分の周囲で、よく聞くようになった事柄にも通じるものが多く、我が意を得たりと思った。もちろん、そんなにエライことを言えるような人間ではないが、それでも、そう思う。

  • 鴨ミール さん

    生協で活動しているときに、ガイアシンフォニーの映画から佐藤初女さんのことを知りおむすびの祈りを読みました。この本は昨年初女さんが亡くなられたあとに出版されていますが、あとがきを読むとご存命のうちに書かれていたことがわかります。巻末には年表もあり、手元に置きたい一冊です。時代の主流が若者文化となり、おいてけぼり感の中高年の心に響く言葉が多く記されています。

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佐藤初女

1921年、青森県生まれ。小学校教員を経て、79年に弘前染色工房を主宰。83年から自宅を開放して「弘前イスキア」を開設し、苦しみを抱えた人を手料理で迎え入れ、話を聞くようになる。92年、岩木山麓に「森のイスキア」を開く。95年に公開された映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第二番』(龍村仁監督)で

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