交渉術 文春文庫

佐藤優

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167802028
ISBN 10 : 4167802023
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
追加情報
:
16cm,527p

内容詳細

外交官として北方領土交渉の第一線で活躍した著者が、実体験をもとにインテリジェンスの技法を明かす。各国のスパイが繰り広げるカネやセックスを用いた交渉術、霞が関官僚と政治家の交渉術、国家間の交渉に臨む首相や大統領の孤独―メモワールとして読んで面白く、ビジネスマンの実用書としても役に立つ、第一級の教科書。

目次 : 神をも論破する説得の技法/ 本当に怖いセックスの罠/ 私が体験したハニートラップ/ 酒は人間の本性を暴く/ 賢いワイロの渡し方/ 外務省・松尾事件の真相/ 私が誘われた国際経済犯罪/ 上司と部下の危険な関係/ 「恥を棄てる」サバイバルの極意/ 「加藤の乱」で知るトップの孤独/ リーダーの本気を見極める/ 小渕vsプーチンの真剣勝負/ 意地悪も人心掌握術/ 総理の女性スキャンダル/ エリツィンの五段階解決論/ 米原万里さんの仕掛け/ 交渉の失敗から学ぶには

【著者紹介】
佐藤優 : 1960年生まれ。75年、浦和高校入学、同年夏に一人で東欧・ソ連を旅する。79年、同志社大学神学部入学、85年、同大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務後、95年より外務本省国際情報局分析第一課で主任分析官として活躍する。2002年5月、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され、512日間東京拘置所に勾留される。05年2月、執行猶予付き有罪判決を受ける。09年6月、最高裁によって上告が棄却された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ehirano1 さん

    再読。あと何周するかわからないくらい面白いです。理解できない人に理解させるのは至難の業。しかし処方箋はあるとのことで、それは“旧大日本帝国陸軍の統帥綱領と統帥参考を勉強すること(p498)“には大変驚きました。統帥綱領は敗戦時に焼却されたのでは?と思っていましたが、当時の高級将校の教育が暗記中心だったらしく、旧陸軍将校の人々により1962年に復元されたという事実にも驚きました。また、こんな処方箋を思いつく著者にも驚愕です。

  • gonta19 さん

    2011/6/10 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2015/11/30〜12/15 佐藤優氏の文藝春秋の連載をまとめたもの。外交官時代の政治家とのかけひきの裏側を披露している。東日本大震災時のことを書いた文庫本のためのあとがきも素晴らしい。 私自身はこういう腹の探り合いなどが苦手なのだが、来年4月からそういうことをやらないといけない立場になりそうなので、今から憂鬱である。が、本書を座右の書として何とか乗り切りたい。

  • ehirano1 さん

    本書で多数引用されていた「ロシアは今日も荒れ模様」をつい何冊か前に読んでいたので、より興味深く読めました。著者は各々で異なりますがこの2冊はセットで読んだ方が種々の意味で効果的だと思います(引用所の著者である米原万里氏も本書にかなり重要な人物として登場しますし)。それよりも何よりも、このタイミングでこの2冊に出会えてことは私にとって当に「カイロス」なのかもしれません。そして「カイロスに対して人間は応答責任を負う(p488)」とあります。えっと・・それでは・・・・・。

  • 佐島楓 さん

    「インテリジェンス機関は、欲望研究の専門家集団」だと著者はいう。確かに、むき出しの人間のやり取りが書かれ、観察眼と凄みを感じる。動物行動学が人間にも応用できるという記述に、人という存在の本質を考えずにはいられなかった。

  • yutaro sata さん

    ヒリヒリしますね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

佐藤優に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品