異郷のぞみし 空也十番勝負 4 決定版 文春文庫

佐伯泰英

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167917784
ISBN 10 : 4167917785
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
追加情報
:
317p;16

内容詳細

眉月に縁がある高麗の陸影を望む対馬へと辿り着いた空也。坂崎磐音の嫡子だと知った藩の重臣から藩士への剣術指導を請われ、道場でともに稽古することになる。しかし、朝鮮の剣術家と立ち合う案を断ったことで、藩からの追跡を受ける身に。山越えの途中に立ち寄った杣小屋で出会った、江戸弁を話す小間物商と同道するが…。

【著者紹介】
佐伯泰英 : 1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、“文庫書き下ろし時代小説”という新たなジャンルを確立する。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とし さん

    決定版 空也十番勝負「異郷のぞみし」 4巻。対馬にて、眉月さんに縁がある高麗を眺めるも、高麗剣法との対決、東郷示現流との遺恨と安息する間もない坂崎空也。時に霧子さんの懐妊や、奈緒さんや奈緒子の成長等、江戸の状況も記されホットしますね。次巻は長崎どんな展開になるのか楽しみですね。

  • やま さん

    寛政十年(1798)、正月。江戸は神保小路の直心影流尚武館道場、十代目道場主・坂崎磐音の嫡男・坂崎空也19才は、父親の故郷である九州の豊後関前から、薩摩での約二年に及ぶ苛烈なる薬丸新蔵との修業を終え。肥後国人吉藩タイ捨流丸目道場。そして次の修行の地、五島列島野崎島にて長崎出島の双子のラインハルト神父のサーベルとの勝負に勝つ。対馬では、公儀隠密の鵜飼寅吉と空也で、対馬藩の阿片の密売を突き止める。その時から高麗武術の達人李智幹老師一味に追われる事となります。壱岐、平戸と戦いながら修行し。🌿続く→

  • yamatoshiuruhashi さん

    空夜十番勝負の四。対馬にて朝鮮通信使に託けた阿片抜荷の企てに遭遇。これを避けるも朝鮮武術との対決を余儀なくされる。ここのところ三河雑兵心得シリーズを読んできたら、その歴史事実の裏付けと、佐伯泰英の歴史事実の取り扱いの違いにそれぞれ作者の方向性を実感。私が子供の頃の忍術ブームのよう仕掛けも容認する佐伯ペンのそれなりの面白さを実感する。

  • 二分五厘 さん

    坂崎空也、西国武者修行四巻目は対馬の北端からスタート。この人、最初の目的(国境警備が超厳しくて目の敵にされて、更に関係者にまで被害を及ぼしてるのにも関わらず、薩摩に無理矢理入国して示現流を修行する)には拘ったのに、出国後は(示現流を学べなかった上になぜか示現流の)追っ手を躱しながら大した道場の無い島を逃げるように転々と。更には心に留めた女性のルーツを臨んで感慨に耽る……うーん子供の自分探しの旅みたい。結局逃れた地でも仇を作ってしまってるし。でも次は性根を据えて長崎か。いろいろな伏線が集まってきそうですね。

  • ばるたん さん

    久しぶりの佐伯泰英。江戸、九州と懐かしい顔ぶれを見て面白かったです。

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人物・団体紹介

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佐伯泰英

1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。各シリーズで幅広い読者層から支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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