徒然ノ冬 居眠り磐音 43 決定版 文春文庫

佐伯泰英

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167916152
ISBN 10 : 4167916150
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
追加情報
:
336p;16

内容詳細

田沼一派に襲われた豊後関前藩の跡継ぎ福坂俊次を守って、毒矢に切られた霧子。治療により命こそ取り留めたものの、未だ目を覚まさない。回復を祈る坂崎磐音らは、眠ったままの霧子を船に乗せ、小梅村にある尚武館道場の長屋へと迎える。仲間の門弟たちの稽古の声が響く地で、利次郎が中心となって懸命の看護が続くのだが―。

【著者紹介】
佐伯泰英 : 1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    やっとこの決定版シリーズも出版しているものに追いついてきました。今回は前回で毒矢を受けた女忍者が意識の戻らない状況が続きます。その状況下での道場の様子や彼女を心配する主人公たちやその弟子たちの様子が描かれます。依然として田沼がまだ勢力を持っていますが徐々に落ち目となっていくさまざまな要因が出てくるような感じです。

  • とし さん

    決定版・居眠り磐音「徒然ノ冬」43巻。意識不明の霧子の為に磐音を中心にそれぞれの立場で霧子の回復を願うなか、門弟達にも、竹村武左衛門の息子修太郎にも進展が、具足開きの日には直心影流奥義法定四本之形を披露するに至るが、一難去ってまた一難山形の奈緒さん一家に不幸が襲う事に磐音さん大変ですね。

  • yamatoshiuruhashi さん

    霧子さん、二月もの意識不明から回復。年末とあって思わぬ束脩も入るが、磐音や利次郎らを侮って襲ってくる無法者も登場。起承転結、メリハリの効いた筋立ては連続時代物の必須要素だが見事に当てはまる。娯楽小説として楽しめる。

  • fuku3 さん

    2021.11.14読了。シリーズ第43弾。毒矢に倒れた霧子は未だに眠ったままで小浜藩邸から小梅村の尚武館に移った!霧子の回復を願って万来の見舞客が尚武館にやって来た!磐音は直心影流の奥義を門弟に披露し霧子の回復を願った!その甲斐あって霧子は二月ぶりに目を覚ました!武左衛門の倅修太郎は刀研師の鵜飼百助に弟子入りした!山形の奈緒の旦那内蔵助が病で亡くなった!磐音とおこんは文と金を送った!頑なだった奈緒から送金の礼の返信が届いた!利次郎と辰平の嫁取り問題⁉︎百助が尚武館の地下に有った短刀を磐音に届けに来た!

  • 紅葉 さん

    今回は2ヶ月も意識を失っていた霧子が皆の想いを受け、戻ってくるまでが良かったですね。 弟子の回復祈願の為ならば、奥義の披露までしてしまう、情の厚い磐音が皆に慕われる所以でしょうか。霧子と利次郎もいよいよ結婚しそうだし、その前に辰平が決まっちゃうのかな。弟子たちの春の到来、変化の予感に寂しさを感じつつも、かなり人が増え賑やかになってきた尚武館道場。逆にやっと幸せに暮らせるようになった山形の奈緒に不幸が。どうして奈緒ばかりと思ってしまいます。けれどこれで磐音と奈緒との関係も変わってくるのでしょうか。

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佐伯泰英

1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、“文庫書き下ろし時代小説”という新たなジャンルを確立する。2018年、菊池寛賞

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