偽小籐次 酔いどれ小籐次 11 文春文庫

佐伯泰英

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167908331
ISBN 10 : 4167908336
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
追加情報
:
352p;16

内容詳細

想い人おりょうとの仲に新たな進展を得た小籐次。だが、そんな日々にも、自らを見張る鋭い視線を感じていた。そして現れた“偽小籐次”。今や江戸の有名人となった赤目小籐次の名を騙り、研ぎ仕事を請け負い法外な研ぎ料を請求する―。跳梁はそれだけにとどまらなかった。もはや真偽小籐次の対決は不可避か。緊迫の第11弾!

【著者紹介】
佐伯泰英 : 1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、“文庫書き下ろし時代小説”という新たなジャンルを確立する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    紙問屋の集金の用心棒をしたり、子供を連れて想い人の屋敷で・・・・。で、かなり男女の中に進展があったような感じです。また主人公の偽物を登場させたりして話を飽きさせない工夫をされています。最後の話の方では「吉原裏同心」でも2回ほどあった鎌倉の建長寺の話が出てきます。どうも最近は主人公の顔を竹中直人さんを思い浮かべてしまいます(私はテレビを見たのではないのですがどなたかから話を聞きました)。ファンで握手をしたこともあります。

  • しらたまはなこ さん

    偽の小籐次が暗躍してピンチ。それより、おりょうさんったら…

  • あき さん

    時代モノには定番の偽者騒ぎ。なかなかに艶な真偽の証明で話題性は抜群。ほら蔵の読売も爽快。しかし勤番侍の懐具合では登楼のかなわない吉原の大籬、しかも御職の酒宴に相席とは、伊丹さんとっては怪我の功名とでも言うところか。おりょうの供で諸国の著名な歌人とも面識を得たり、小籐次の勲しが広まっていくさまが小気味良い。

  • Gussan さん

    タイトルの出来事が吹っ飛ぶくらいにおりょうさんの情熱にほだされる小籐次のあわてっぷりが非常にカワイイ。初期のころならば全員ぶった切られていたはずの悪役の面々が「二度と刀が持てない」ぐらいに手加減されているのが新たな境地なのだろうか。文春の「決定版」表紙は作品と相まって良い感じ。

  • 勝也成瀬 さん

    おりょうさんたいい感じになり、今後が楽しみ。シリーズが続いていくとやっぱり偽物が現れるものだなあ〜。

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人物・団体紹介

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佐伯泰英

1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。各シリーズで幅広い読者層から支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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