風の中に立て 大人の流儀名言集 伊集院静のことば

伊集院静

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065353721
ISBN 10 : 4065353726
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
追加情報
:
192p;18

内容詳細

2023年11月24日、作家の伊集院静さんが永眠されました。
交友関係は文壇や芸能界、スポーツ界と幅広く、多くの人に愛されました。
数々の名小説を残した作家でありながら、作詞家としても活躍、『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』の名曲を手掛けました。
酒とギャンブルを愛し、ゴルフの腕前も一流。銀座通いも有名で、女性にも男性にもモテました。
そんな伊集院さんは生前、エッセイの中でたくさんの言葉を残しています。
「酒の良し悪しは、呑み手の心情にある」「人生というものは総じて割に合わないものだ」「理屈は、やることをやった後での無駄口の類いのものだ」「さよならも力を与えてくれる」ーー。
本書では伊集院さんが、生と死、冠婚葬祭での作法、大人の遊び方・働き方について語った言葉の数々を収録しました。
その言葉にはユーモアがありながら、その裏側には人間を見つめる深い眼差しがあります。
伊集院さんの言葉が、生活のさまざまな局面で、きっと人生の支えとなるはずです。

【著者紹介】
伊集院静 : 1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。16年紫綬褒章を受章。23年11月24日に逝去、享年73。作詞家として『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』『春の旅人』などを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • tetsubun1000mg さん

    伊集院氏の小説もエッセイも好きだったので、新作が読めないのは大変寂しいが、作家は文章や本が残るので読者の心には生き続けるのではないでしょうか。 この本は「大人の流儀」シリーズの名言集としてコンパクトにまとめられているが、面白かったのは追悼エッセイだった。 夫が編集者で仲が良かったという漫画家の大和和紀さんは、ペンネームが「はいからさんが通る」のキャラクター「伊集院忍」を元の会社の社長から薦められてつけたとか。 立教大学野球部で一緒だった元プロ野球選手の横山忠夫さんは「カッコつけてたけど、根は繊細だった」。

  • 海(カイ) さん

    追悼エッセイは読んでて泣けてきちゃった🥹

  • ハチ さん

    久しぶりに伊集院さんのエッセイを手に取った。 いつもの伊集院節だった。が、少し寂しげだった。 今年の3月は寒いな。弛緩した気持ちに一陣の冷気となって気持ちが引き締まるような、乾いた文章。 贅沢なありがたい読書時間となった。

  • okhiro さん

    そうだなと思う名言もあれば、そうかなと思う名言もある。いつの時代でも正しい考え方はこうであると、説得力ある表現が渋い。同じことを他の人でなく作者が言うからカタチになる。第4章の各テーマが特によい。書名になった章タイトルは、人生はそういうものだろう、と単に達観するのでなくそうあるべき、そう考えるべき、そうすべきだと静かに、熱く、深く語りかけてくる。冷めて成り行きに任せるのでない、事なかれ主義で凡々と生きるのでない、と酒を片手に目の前で話しているかのような名言集である。

  • fukui42 さん

    「口数は少ないけど、いざという時味方になってくれる、博識の伯父さん」。私の中で伊集院さんは、そんな存在でした。多弁ではないゆえ、その言葉に重みがあるというか。『サヨナラが教えてくれること』の章は、成人皆一回は呼んでもいい言葉たち。「大人の流儀」シリーズ、また折を見て読みたい。本を開けばそこに、伊集院さんがいるのだから。

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伊集院静

1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。16年紫綬褒章を受章。23

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