追いかけるな 大人の流儀 5

伊集院静

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062198417
ISBN 10 : 406219841X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
追加情報
:
194p;18

内容詳細

追いかけるから、苦しくなる。追いかけるから、負ける。追いかけるから、捨てられる。人はすべて、一人で生まれ、一人で去っていく生き物である。失なったものはかえってこない。本物の大人はそんなことはしない。

目次 : 第1章 追いかけるから、負けるんだ(人との別れ/ あれから三十年が過ぎて ほか)/ 第2章 いつかは笑い話になる(あの頃、マッチは若かった/ どこでどうしているだろう ほか)/ 第3章 私は黙っていた(守りたいもの/ 必ず帰って来るから ほか)/ 第4章 生きるとは失うこと(母の手紙/ 不安な夜に思い出す ほか)

【著者紹介】
伊集院静 : 1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。作詞家として『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』『春の旅人』などを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 真香@ゆるゆるペース さん

    「大人の流儀」シリーズの第5弾。第1弾から読んでみたいなと思いつつも、タイトルに惹かれて本書から手に取った。著者の「追いかけるから苦しくなる。追いかけるから負ける。追いかけるから捨てられる。人はすべて一人で生まれ、一人で去っていく生き物である。失ったものはかえってこない」に共感。現に自分も追いかけないようにしているけれど、達観するのはなかなか難しい… 生き方・別れ・悲しみなど人生の中で避けて通れないテーマについて、著者のブレない感性が読み手に共感を与える。粋な大人の在り方を学びたいなら、一読の価値あり。

  • おしゃべりメガネ さん

    '追いかけるな'か〜。簡単なようで、なかなかすんなりと踏ん切りつかないだろうなと思います。'許す'や'別れ'もそうですが、いつまでも引きずっていては何もならないとわかってはいるものの、切り替えは難しいですよね。諦めるとはまたちょっと違ったコトなんでしょうが、本当に追いかけ、求めるべきモノは何なのかをしっかりと線引きして生きていくコトが大切なんでしょうね。過去にあった様々な'許せぬ'コトに'別れ'られぬまま、結局'追いかけ'てしまっていてはダメなんでしょうね。しかし、なんでもかんでもとはまた違うんだろうな。

  • starbro さん

    大人の流儀シリーズは読み続けて、5作目です。私も個人的には「追いかけない」ようにしていますが、伊集院静のように渋く格好良くは行かないかも知れません。それにしても伊集院静は相当スマホ嫌いのようですネ。今年の紅白歌合戦では近藤真彦が白組のトリを務めますが、作詞家の伊集院静がサプライズで登場したりなんかして。(仙台から生中継)そんなことはないかなぁ?

  • さと さん

    大人の流儀 も5作目を数える。 仙台に住む奥様が 仕事中の伊集院氏に電話をかける。自宅の庭でセキレイが巣作りをする様子、以前あった巣を覚えてのことか子雀が遊びに来ている様子を伝えるために・・・。「そうか、そりゃよかったね」と言葉を返す。その一言に温もりと情と誠実さを見た気かした。そんな一コマを伝えたくなる人なのだ、本当は。それをしっかりと受け止めてくれる人なのだ。だから彼の物言いは危なっかしいが憎めないところがあるのかもしれない。

  • 乱読亭AKIRA@晴釣雨読🎣 さん

    伊集院さんのこのシリーズがたまらなく好きです。伊集院さんの生き方や考え方からは大人の男としてのあり方をたくさん学ぶことができると思います。また、私が伊集院さんのエッセイの中で密かに楽しみにしているのが、愛犬とのエピソードです。厳しい性格の伊集院さんですが、愛犬の接し方からは優しい一面も垣間見ることができて、読んでいてとても微笑ましいです(^^)今の時代こういう厳しい大人が減ってきているように思うので(こういう人ばかりだと困りますが)、とても貴重な存在のように思います。

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人物・団体紹介

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伊集院静

1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。16年紫綬褒章を受章。23

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