志賀越みち 光文社文庫

伊集院静

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334794538
ISBN 10 : 433479453X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年12月
日本
追加情報
:
606p;16

内容詳細

僕は何か尊いものを見ている気がした―。昭和三十八年、京都祇園。東京の大学生、津田雅彦は花模様の浴衣姿で一心不乱に祈る女性と出会う。輝く眸に心を奪われ、若者は恋に落ちる。容姿も芸技も随一と評判の舞妓、真祇乃。やがて彼女もまた雅彦に想いを寄せていく。密かに逢瀬を重ね、恋情を育む二人だったが…。許されぬ恋に身を焦がす、歓喜と悲哀の名作。

【著者紹介】
伊集院静 : 1950年山口県防府市生まれ。立教大学文学部卒業。’81年短編小説「皐月」でデビュー。’91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、’92年『受け月』で直木賞、’94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。’16年に紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Lumi さん

    京都の祇園が舞台。美しい舞妓と、東京から祇園の友達の家に身を寄せる大学生との恋物語。 京都の祇園には行ったことがないけれど行ってみたくなる。 若さゆえの向こう見ずさと純粋さが眩しい。 祇園の外からきた主人公の目線を通して祇園の異質さと美しさ、恋心を感じられる小説でした。

  • たなぼう さん

    一晩を挟んだが、600ページ越えの小説をほぼ一気読み。許されぬ恋に実を焦がす恋愛小説だが、重い気持ちにはならなかった。夏目漱石の『三四郎』と少し雰囲気が似ている感じも受けた。青春小説・風俗小説でもあった。いつまでも忘れないであろう、徐々にじんわりと来そうな佳い小説だった。

  • goodchoice さん

    ただ一言、素晴らしい! 久しぶりに甘酸っぱく胸が締めつけられる恋愛小説を読んだ。2010年発表のようだが、昨今の醒めた若者と違い、主人公を含め相手役の舞妓、その二人を支える周りの人達が皆素直でとても好感が持てる。 本当に良い小説を読んだ。

  • しょーちゃん さん

    個人的にすきな話。舞妓さんと東京の大学生の話はなんだか瑞々しくて、でもどこか危なげで、この年代の子たちだからこそという印象。そこに色づくように添えられた京都の情景が鮮やかで、なんだか夢の中に迷い込んだかのよう。このまちには奥がある、というのを体現したような話でした。

  • taro035212 さん

    こういうのが読みたかったのよ。

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人物・団体紹介

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伊集院静

1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。16年紫綬褒章を受章。23

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