ザ・ダークパターン ユーザーの心や行動をあざむくデザイン

仲野佑希

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784798172460
ISBN 10 : 4798172464
フォーマット
出版社
発行年月
2022年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;21

内容詳細

そのデザイン、顧客の信頼を失っていませんか?欧米で規制強化が進む、ディセプティブ・デザインの実態と脱却への道筋。「退会方法がわかりにくい」「勝手にメルマガに登録されている」「消費者を煽るカウントダウンタイマー」「期限のない在庫一掃セール」…こうしたユーザーを意図的にだますデザイン(=ダークパターン)の乱用が増えています。本書は、ダークパターンとは何かから、世界で進むダークパターンの規制強化の実状、ダークパターンの代表的な15の具体例、そして、企業やデザイナーがダークパターンに陥る背景とその防止策を1冊にまとめて解説します。

目次 : 1 ダークパターンとは何か(消費者を惑わせるWebサイト設計/ ダークパターンとは何か、その定義 ほか)/ 2 意思決定の科学(その選択は、誰が決めているのか/ 意思決定に影響を与えるマイクロコピー ほか)/ 3 ダークパターンの種類(スニーキング(こっそり)/ アージェンシー(緊急性) ほか)/ 4 ダークパターンを防ぐために(組織をプレッシャーから解放する/ ユーザーをリスクから解放する)

【著者紹介】
仲野佑希 : 1986年生まれ、北海道出身のUXライター。ダイレクトマーケティング専門のコピーライターとして独立後、コミュニケーションをデザインするライティング領域へとシフト。2021年よりオウンドメディアKOTOBA UXを開設。国内でのUXライティングの普及に努めるほか、企業への実務支援やアドバイスを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • shikada さん

    企業の利益増につながるようにユーザを誘導するダークパターンについて解説する1冊。事例が豊富で、実際のwebサイトの例も出してくれるので非常に理解しやすい。例えば、契約はしやすいが解約に非常に手間がかかるなどユーザを妨害する「オブストラクション」。または大事な前提をあえて小さな文字で書くミスディレクションなど。「現代の契約書はシェイクスピアの小説より文字数が多い」というのは笑ってしまう。こうしたダークパターンは誤った数値目標(解約率など)に基づくもので、本来は製品・サービスの魅力で勝負すべきだろう。

  • くさてる さん

    ユーザーを意図的に騙す、或いは引っかけるデザインについて、豊富な具体例を挙げながらその問題点を解説した内容。あれもこれも知ってる!と超面白かった。いくらでも煽ったり面白おかしく書ける内容にもかかわらず、冷静で穏やかな語り口なのが良かった。さらには、そこから脱するにはどうしたらいいか、次のステップを目指すべく進んでいきましょう、と語る著者の言葉に好感が持てました。ネットユーザーなら誰しも身近に感じられる内容で、おすすめです。

  • さぼてん さん

    超良書だった。web担当者は全員読むべきだと思う。ダークパターンとはビジネス側だけに利益を生むような構造にしていることを指す。例えば、サービスの登録は簡単だけど、解約はめちゃくちゃ面倒なサイトなど。会社にいるとCVファーストになるからもうしょうがないんだけど、いかにユーザーファーストを意識できるかにかかっている。そのためには改善後の数字を観察する仕組み作りがめちゃくちゃ大事だなって思った。数字ほしくてやることあるもんなあ…

  • きゅー さん

    ダークパターンの具体例は、楽天市場で何か買った時に無条件でチェックが入っているメルマガであり、楽天トラベルでホテルを探している時に表示される過去24時間の予約件数であり、Amazonで購入したときの執拗なまでのプライム会員へのおすすめだ。企業が自身の利益を最大化するために顧客の行動を操作しようとするユーザーインターフェースがダークパターンだという。利用者がどのように騙されるのか、自分の意図とは違う操作をしてしまうのかが具体的に紹介されているので、Webデザイナーだけではなく、一般利用者にも一読の価値あり。

  • ニョンブーチョッパー さん

    ★★★☆☆ 今まで「アンチパターン」と「ダークパターン」をなんとなく混同していたけれど、その区別がしっかり書かれていてなるほどと思いました。こんなタイトルの本ならば、正義を振りかざす、倫理や善悪で判断する、の論調かと想像するけれど、そうではないし、短期的な利益に利用する場合の長期的なリスクや損失について述べられていて、良いスタンスだなと思いました。

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仲野佑希

1986年生まれ、北海道出身のUXライター。ダイレクトマーケティング専門のコピーライターとして独立後、コミュニケーションをデザインするライティング領域へとシフト。2021年よりオウンドメディアKOTOBA UXを開設。国内でのUXライティングの普及に努めるほか、企業への実務支援やアドバイスを行ってい

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