「鬱屈」の時代をよむ 集英社新書

今野真二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087212471
ISBN 10 : 4087212475
フォーマット
出版社
発行年月
2023年01月
日本
追加情報
:
265p;18

内容詳細

今の「不安感」を解くカギは、100年前の「言葉」にあった!

【おもな内容】
新型コロナウイルスの流行、東日本大震災、ウクライナ侵攻…など、人々を「鬱屈」とさせる未曾有の混乱に見舞われている現代。
我々は、内面に生じるモヤモヤした感情とどう付き合うべきか。
そのヒントは、100年前にあった!

本書では、スペイン風邪や関東大震災、そして第一次世界大戦の時代における、「災後」の言語空間に着目。
夏目漱石や太宰治、芥川龍之介、田山花袋などの有名文学作品をはじめ、雑誌、辞書、詩といった膨大な資料を引きながら、「鬱屈」の時代を読み解く。

【目次】
はじめに
第一章 気持ち・感情・感覚の言語表現
第二章 文学作品の「鬱屈」 
第三章 辞書に載せられた鬱屈した「気持ち・感情」 
第四章 詩的言語にあらわれた「鬱屈」
第五章 二〇二〇年〜二〇二二年の「鬱屈」
おわりに

【著者略歴】
今野 真二(こんの・しんじ)
清泉女子大学教授。
日本語学専攻。
一九五八年、神奈川県生まれ。
八六年、早稲田大学大学院博士課程後期退学、高知大学助教授を経て、現職。
著作に『盗作の言語学 表現のオリジナリティーを考える』(集英社新書)、『うつりゆく日本語をよむ―ことばが壊れる前に』(岩波新書)、『振仮名の歴史』(岩波現代文庫)、『日本語の教養100』(河出新書)、『言霊と日本語』(ちくま新書)など多数。

【著者紹介】
今野真二 : 清泉女子大学教授。日本語学専攻。1958年、神奈川県生まれ。86年、早稲田大学大学院博士課程後期退学、高知大学助教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐倉 さん

    三章の「辞書に乗せられた鬱屈した「気持ち・感情」」は大正から昭和初期の小説を読むのに役立ちそう。ヒステリー、ヒポコンデリー、アトモスフィア、暗示…もう使わない言葉もあれば使ってるけど意味がズレる言葉もあり、昔の小説を読むと困惑することがある。そのズレを理解するのに良いかも知れない。全体的にはテーマが広すぎるからか何を語りたいのかがちょっと理解し辛かった。あと「うっせぇわ」を揶揄したくなる気持ちは解るが、あれこそ現代の鬱屈のそのものではないか。五章のテーマを語るなら揶揄するだけでは片手落ちな気がする。

  • 寺基千里 さん

    自分の中に湧き上がってくるこの何とも言えない感覚を「気持ち」、その感覚を言語化したものを「感情」と呼ぶ筆者の定義には共感できて、その上で、大正時代に生まれた作品における言葉から、当時の「感情」を読み取ろうとしているのだという試みがパッと掴めた。 筆者が対象とした時代に限らず、常にその作品のどこかには何かしらの「気持ち」「感情」が込められているのだという視点を養う意味でも、非常に面白い1冊だった。

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今野真二

1958年、神奈川県生まれ。清泉女子大学教授。日本語学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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