ST 沖ノ島伝説殺人ファイル 警視庁科学特捜班 講談社文庫

今野敏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062775267
ISBN 10 : 4062775263
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

玄界灘に浮かぶ沖ノ島。港湾工事現場での不可解な水死事件。現地へ向かった“ST”だが、そこは古代からの社、宗像大社の神域で、島での出来事を語れない“御言わず様”の因習、警察といえども現場への上陸すら許さない厳粛な掟が赤城、青山たちチームを阻む。捜査続行不可能か?“伝説”シリーズ、待望の第三弾!

【著者紹介】
今野敏 : 1955年北海道三笠市生まれ。上智大学在学中の1978年『怪物が街にやってくる』(現在、朝日文庫より刊行)で問題小説新人賞受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て作家となる。2006年『隠蔽捜査』(新潮社)で吉川英治文学新人賞受賞。2008年『果断隠蔽捜査2』(新潮社)で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞受賞。「空手道今野塾」を主宰し、空手、棒術を指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    最近世界遺産にしようとしている宗像大社の島で起きた事件を取り扱っています。世界遺産にしたらどのような形で管理していくのでしょうね。観光客などの扱いが大変でしょう。この話でも島には上陸しないで結局、半分推理のような形で決着がついてしまいます。

  • やっちゃん さん

    沖ノ島伝説。今作も面白い。法よりも宗教が優先される、日本にまだこんなところがあるのかと興味深かった。黒崎は安定して一言も喋らず。STのメンバーが全裸で禊をするシーンがなかったのは少し残念笑

  • セウテス さん

    【警視庁STシリーズ】第11弾。宗像の沖ノ島で港湾工事中に、ダイバーの1人が遺体で発見される。宗像大社の許可なく立ち入る事の出来ない領域の捜査に、警視庁STへの捜査協力の要請がくる。博多の県警本部へと飛んだ面々は各々に捜査にあたる中、赤城が遺体解剖から他殺であると結論づける。土着の信仰との対立とは、どの様に描くのだろうかと心配していたが問題なくまとめている。物足りなくも感じるが、STのチームワークの良さにほのぼのキャラ物としては満足。たしかにドラマ的なのだろうが、何だかずっーと読み続けたいシリーズである。

  • papako さん

    これ読んでなかった!確かにこれがノベルスで出た時は今野作品に飽きてた気がする。しかし、これも面白かった!特殊な信仰の沖ノ島で死体が発見された。事故か事件か?東京から駆けつけたSTの面々は関係者の証言から真相にたどり着く。最初の学校神と戦う』という状況ではなかったけれど、十分STの本領が発揮されて満足です。翠さんの『冤罪がこわい』確かにね、だけどそんな簡単に思い込まないって。何?菊川、翠さんの手を握りたいの?それは浮気なの?もうあからさまなんだから。プロフェッション、早く文庫化して!

  • どんちん さん

    ST出張編も3つ目、少々ネタ的にも厳しい?このシリーズお約束も安心というよりは、またか?帰りは別に飛行機でもいいだろ?と突っ込みをいれたくなるwそれでも、描写的にはカットされているので、書き手もその辺は理解しているのかな。今回は、めずらしく?山吹が活躍してた。色シリーズ以外でこれほど出番があるのは初かも。また、翠(&黒崎)によるちょっと弱気な発言は意外だったな。事件的には、あまりダイナミックさは感じなかったが好みだ。思わず警察OBによる潜入操作か?と思ってしまったw さて、このシリーズはどこまで続く?

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人物・団体紹介

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今野敏

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年、「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。東芝EMI勤務を経て、82年に専業作家となる。2006年、『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞を受賞。08年、『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞ならびに第61回日本推理作家協会賞(長編及

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