黄の調査ファイル ST警視庁科学特捜班 講談社文庫

今野敏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062755542
ISBN 10 : 4062755548
フォーマット
出版社
発行年月
2006年11月
日本
追加情報
:
15cm,300p

内容詳細

密室状態のマンションの一室で、若者4人の死体が発見される。彼らは皆新興宗教団体の信者たちだった―。集団自殺と片付けられかけたが、STは他殺の可能性を追う。入り組んだ宗教団体内の人間関係と、揺れ動く人間心理。僧籍を持つST山吹が、事件だけでなく人の心の裏側を解く、「色シリーズ」第3弾。

【著者紹介】
今野敏 : 1955年北海道三笠市生まれ。上智大学在学中の’78年『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て作家となる。’06年『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞受賞。日本空手道常心門二段、棒術四段の実力を持ち、自ら「今野塾」を主宰する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    色シリーズ第三弾。今回は山吹さんがメイン。今野損の大好きなオカルトねたの他、厳しい層の修行が描かれる。ピカピカのビルにこだわるような教祖様は伝統宗教の様な覚悟は無いのかな。新興宗教系と伝統宗教の対比、科学と宗教の対比、今野さんらしい語り口。今野さんの、借りてきた言葉を使わず自分が納得してかみ砕いた範囲でしか書かない姿勢が好き。4人も死なせてしまったが真相は切なかった。死んだ4人が宗教に何を求めたかもう少し知りたかった。

  • KAZOO さん

    この巻か色のシリーズで黄色なので山吹が主人公となっています。事件といえば事件らしいのですが犯人は比較的早くわかってしまいます。宗教がらみで山吹が出てくる場面が多いのですが、今回は人間関係が中心となってそれについての悩みなどの対応を山吹が行なうということで比較的事件としてはおとなしいけれど後味がいい感じでした。菊川や鑑識の人物がいつもながらの出番があります。

  • どんちん さん

    どうも黄はこのSTの中で今一つ専門性が活用(活躍?)していないような感じがしていた。なのでその専門的な能力でどう活躍するか非常に楽しみだったが、ちがった専門性での活躍であったw「僧侶」としての立場での活躍だが、期待したのは化学担当としてなんだよね。第2化学担当&宗教のカラミで、「さすがいぶし銀w!」みたいなものがほしかった。エンディングは解説にあるよう、他とは少しちがうのだろうが、亡くなった4人には申し訳ないが、色シリーズにとって事件はキャラの引き立て役でしかないのであまり興味はない?!ww

  • やんちゃジジイ さん

    STメンバー山吹が主人公。僕の好きな仏教関係からの話。最後は何ともあっけない結末というかなんなんだろうとゆう感じはしました。新興宗教ってどの世にもあるんですね。しかしこの著者は仏教や釈尊のことなど、とても勉強してました。仏教や釈尊に興味のない読者には面白くなかったかもしれません。この著者というかこのシリーズの良いところは、時系列がすんなり進むところですね。最初から最後までそのまま話が進みます。因みに僕は仏教、しかも釈尊の仏教に非常に興味があります。般若心経も読経できます。

  • tengen さん

    今野敏さんST第6弾、色シリーズ3<黄> 。宗教に傾倒する2組の男女が集団死で発見される。検死官・川那部警視 は早々と自殺と断定。しかし、STメンバーは現場から他殺の疑いを持つ。捜査の結果、教団内のトラブルが浮かび上がった。今回の主役は山吹。薬物関連かと思いきや、座禅で事件の真相に迫る。次は緑。

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人物・団体紹介

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今野敏

1955年、北海道三笠市生まれ。上智大学在学中の78年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞受賞。2006年、「隠蔽捜査」で吉川英治文学新人賞、08年、「果断 隠蔽捜査2」で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞をダブル受賞。17年、「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞する。23年、ミステリー文

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