焦眉 警視庁強行犯係・樋口顕 幻冬舎文庫

今野敏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344432093
ISBN 10 : 4344432096
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
追加情報
:
393p;16

内容詳細

都内で起きた刺殺事件の捜査本部に現れた東京地検特捜部の検事、灰谷。一方的に情報提供を求めたうえ、自身が内偵中の野党議員の秘書を犯人と決めつけ、身柄を拘束する。警視庁捜査一課の樋口は証拠不充分を主張。だが、灰谷が逮捕に踏み切って…。常に謙虚で同僚や家族も尊重する等身大の刑事が、巨大機構の狭間で己の信念を貫く傑作警察小説。

【著者紹介】
今野敏 : 1955年、北海道三笠市生まれ。上智大学在学中の78年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006年、「隠蔽捜査」で吉川英治文学新人賞、08年、「果断 隠蔽捜査2」で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞をダブル受賞。17年、「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    今野さんのこのシリーズの最新の文庫です。これでやっと6冊すべて読了です。ここでは今回は特捜検事が出てきます。ある殺人事件をめぐり捜査1課と2課が協同して事件解明にあたりますが、政治的な動きが出てきます。ある意味特捜検察の独走気味の話が出てきて(以前の労働官僚逮捕の話を思いだしたりしましたが)、主人公が若干動きが以前とは異なったりします。最後は検事正が謝ったり、特捜部長が更迭されたり、特捜検事が懲戒免職ということですっきりさせてくれます。忖度ということでありそうな話です。

  • yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん🎄🎅🎄 さん

    東京地検特捜部の2人は夢に描いたwストーリー通りに関係のない人を逮捕・勾留するのがお好きな様で、兵庫県知事選挙を思わせる展開。何もやっていない人が奈落に突き落とされる。強引な彼らに挑む樋口顕、通称ヒグっちゃん、頑張れ!と応援しながら読んだ。次作の無明は貸し出し数が多くて暫く無理😢😢😢

  • 再び読書 さん

    段々樋口シリーズが。面白くなってきた。愚直なまでの姿勢が、嬉しく感じる。氏家の転勤から始まった政治家への陰謀も絡まり、殺人事件が検事の暴走により、迷走する。ただ、亀田の逮捕状が、発行された事に恐怖を感じる。まだまだ、冤罪は一定の確率で、発生する事は免れないと一般市民の無力感に打ちひしがれる。しかしながら、この物語では、その検察の暴走を樋口を含む特捜本部が、解決に導く。樋口の警察の当たり前の理不尽さに対抗する態度が清々しい。

  • ほんた さん

    東京地検の二人が,警視庁捜査二課に乗り込んでくる。裁判だと警察・検察 vs 弁護士のイメージが強いけど,今回の話は警察 vs 検察。組織もいろいろなんだなぁ。 https://hontablog.com/焦眉

  • スナイデル さん

    4.5

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人物・団体紹介

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今野敏

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年、「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。東芝EMI勤務を経て、82年に専業作家となる。2006年、『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞を受賞。08年、『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞ならびに第61回日本推理作家協会賞(長編及

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