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井上荒野

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087718508
ISBN 10 : 4087718506
フォーマット
出版社
発行年月
2024年01月
日本
追加情報
:
248p;20

内容詳細

誰かと生きるって、こんなにも孤独――。

長年連れ添った配偶者が、過去に大罪を犯していたら。
見ず知らずの他者から、唐突に精子提供を要求されたら。
唯一の性の相手により、知られざる自分の一面が暴かれたら。

「独りであること」を生々しく綴った10の物語から成る、
著者史上最もグロテスクで怖い、最高精度の短編小説集。

【著者略歴】
井上荒野(いのうえ・あれの)
1961年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。89年「わたしのヌレエフ」で第1回フェミナ賞を受賞。2004年『潤一』で第11回島清恋愛文学賞を、08年『切羽へ』で第139回直木賞を、11年『そこへ行くな』で第6回中央公論文芸賞を、16年『赤へ』で第29回柴田錬三郎賞を、18年『その話は今日はやめておきましょう』で第35回織田作之助賞を受賞。その他、『生皮 あるセクシャルハラスメントの光景』『小説家の一日』『照子と瑠衣』など著書多数。

【著者紹介】
井上荒野 : 1961年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。89年「わたしのヌレエフ」で第1回フェミナ賞を受賞し、デビュー。2004年『潤一』で第11回島清恋愛文学賞を、08年『切羽へ』で第139回直木賞を、11年『そこへ行くな』で第6回中央公論文芸賞を、16年『赤へ』で第29回柴田錬三郎賞を、18年『その話は今日はやめておきましょう』で第35回織田作之助賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    井上 荒野は、新作中心に読んでいる作家です。一癖も二癖もありそうな短編集、オススメは、「ぴぴぴーズ」&「みみず」&「スミエ」の3本でした。 https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-771850-8

  • ショースケ さん

    大きな事件は起こらない。その時その時の人の揺れ動く思い、自分でも驚く発言や行動、思いもかけず、そう思いもかけず流されていく感情。あらゆるものへの細かい描写、まるで私も物語の中に入り込んでいるようなそんな感覚。『乙事百合子の出身地』での初子と莉里の息遣いが聞こえてくるようで、ミステリでもないのに何故かハラハラドキドキしながら読んだ。こんな小説を読みたかったのかもしれない。

  • ケンイチミズバ さん

    コピーを頼まれたアルバイト店員は女性から渡された紙を見て驚く。いや、怖くなる。子供が欲しいの。私として欲しい。頭のオカシイ人なのか不妊治療でメンタルを病んだのか、コンビニでワンオペ中にこんなお客さんが来たら強盗よりも嫌かも知れない。このシチュエーションがひねり出される作家の創作力がすごいというか笑えるし怖い。忘れた頃、運転中にその女性が男性と腕を組んで歩いてくるのを目撃する。というだけのストーリー。オチもネタバレもない、ただこの世界観を堪能してください。と理解した。実は、それだけではなく、この彼はお金を。

  • モルク さん

    なんだろう、このざわざわ感。そんな短編が10話。これも井上さんの引き出しの一つ。不穏でスッキリしなくてモヤモヤするんだけど、読まされてしまう。「刺繍の本棚」「墓」が好き。

  • シナモン さん

    読んでてここまで気持ち悪くなるのも久しぶり。でもやめられなくてあっという間に読了。人間の持つ負の感情の描き方に惹き込まれた!

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井上荒野

1961年東京生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年「わたしのヌレエフ」で第1回フェミナ賞を受賞。2004年『潤一』で第11回島清恋愛文学賞、08年『切羽へ』で第139回直木賞、11年『そこへ行くな』で第6回中央公論文芸賞、16年『赤へ』で第29回柴田錬三郎賞、18年『その話は今日はやめておきましょう』

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