組曲虐殺

井上ひさし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087713404
ISBN 10 : 4087713407
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
追加情報
:
18cm,193p

商品説明

虐げられた人々のために生きた作家・小林多喜二の生涯を描いた傑作評伝劇。笑いと涙のなかに、多喜二とその周囲の人人が抱える苦しみや夢が浮かび上がる。多喜二の死の先に希望は見えたのか?

内容詳細

闇があるから光がある!絶望から希望への橋渡しのために書いた、生きた!作家・小林多喜二とそれをめぐる人々の物語。井上ひさし最期の戯曲。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 新地学@児童書病発動中 さん

    井上ひさしの最後の戯曲。小林多喜二が主人公なので、暗い内容を予想していたがユーモアたっぷりの軽やかな劇だった。特に多喜二の敵と言える特高刑事の二人がコミカルな雰囲気を作り出しており、思わず笑ってしまうとこともあった。ただしユーモアだけではなく、井上ひさし渾身のメッセージも表現されており、読者に強い印象を残す。庶民の生活が踏みにじられることへの強い怒りは他の戯曲と共通するものだ。「体ぜんたいでぶつかっていかなきゃ」という多喜二の台詞は、井上ひさしの生き方を象徴するものだし、読者に対する励ましの言葉でもある。

  • NAO さん

    小林多喜二と、彼を追いまわす特高刑事二人、多喜二の姉、恋人、妻が繰り広げる人間劇。小林多喜二とかかわりを持つうちに自分も小説を書きたいと思うようになる特高刑事が描いた作品を読んだ多喜二の「頭だけちょっと突っ込んで書く。それではいけない。体全体でぶつかっていかなきゃねえ」という批評が、辛辣で印象的。体全体でぶつかって書き、拷問を受けて亡くなった多喜二。多喜二が刑務所の中で歌う「独房からのラブソング」、生の舞台で聴いてみたい。

  • フム さん

    1933年2月、小林多喜二が権力の不条理な暴力によって29歳で虐殺されるまでの数年を描いた井上ひさしの戯曲。今年の秋にこまつ座が再演することを知って観に行きたかったが、都合がつかなかった。多喜二の死については三浦綾子の『母』を以前読んだ時、電車の中で泣けて困ったことがある。この戯曲も喜劇の要素はあるものの、やはり泣ける。貧困や弾圧の中迷いながら懸命に生きる人間への愛がある。多喜二を追う特効警察の古橋と山本も悲しく愛すべき人間であることにはかわりない。井上ひさしの遺作として大切に読みたい。

  • 純子 さん

    YAガイドブックで知って。井上ひさしさんの最後の戯曲だそうですね。樋口一葉や太宰治を主人公にしたお芝居は見たことがある。必ず笑いを入れながら作られるお芝居だけど、小林多喜二となると教科書の拷問を受けて亡くなったあの写真がちらちらして、ほんとに笑えるのかなぁと。特高のふたりがなんだかんだで多喜二に肩入れしたい心境になるところにはほっこり。でも、それだけに切なくもある。蟹工船のような小説を書けなくするために、まず右手の人差し指を折ったとのこと。蟹工船の何が悪いのか、と思うのに。

  • コロナウィルスに怯える雨巫女。 さん

    《私‐図書館》この作品が最後の作品だったのね。暫く、戯曲(井上ひさしさんやつかこうへいさん)をはまって読んでたなあ。久しぶりの井上作品面白かった。

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人物・団体紹介

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井上ひさし

1934年、山形県生まれ。上智大学文学部卒業。浅草フランス座で文芸部進行係などを経て文筆業に入り、戯曲やテレビ脚本で数々の賞を受賞。著書に『手鎖心中』(直木三十五賞)、『吉里吉里人』(読売文学賞、日本SF大賞)、『腹鼓記』『不忠臣蔵』(吉川英治文学賞)、『シャンハイムーン』(谷崎潤一郎賞)、『東京セ

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