社会とことば 井上ひさし発掘エッセイ・セレクション

井上ひさし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000281485
ISBN 10 : 4000281488
フォーマット
出版社
発行年月
2020年04月
日本
追加情報
:
196p;19

内容詳細

多彩な創作活動を繰り広げ、多くの著書を遺した井上ひさし。でも、新聞・雑誌等で好評を得ながら、まだ著書に収められていない作品が多数あるのです。その中からエッセイを選び抜き、テーマ別の三冊に編みました。これぞ鉱脈から発掘された「お宝エッセイ」。本書には、吉里吉里人、コメ、憲法、原発など社会的なテーマと、生涯こだわり続けたことばをめぐるエッセイを収録。いつまでも色あせない現代へのメッセージです。

目次 : 釜石小学校校歌/ 1 社会(吉里吉里人をめぐって/ コメの話/ 憲法を考える/ 社会をみつめて/ ニホン語日記より(その一))/ 2 ことば(ことばさまざま/ ことばの泉/ ニホン語日記より(その二)/ 楽園の創造/ 大野晋さんのこと)

【著者紹介】
井上ひさし : 1934‐2010年。山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生れる。上智大学外国語学部フランス語科卒業。放送作家などを経て、作家・劇作家となる。1972年、『手鎖心中』で直木賞受賞。小説・戯曲・エッセイなど幅広い作品を発表する傍ら、「九条の会」呼びかけ人、日本ペンクラブ会長、仙台文学館館長などを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • katsubek さん

    単行本等に未収録の文を集めた書。筆者の人となりが浮かび上がる。平和を祈る思いが伝わってくる。最初のラジオドラマのシナリオが、面白いと感じるかどうかが、一つの分かれ目といえるかも知れない。

  • はるさん さん

    最近発掘された「著書未掲載」のエッセイを、改めて三冊に編んだ中の第一冊目のエッセイ集。ことばの力を信じたからこそ、ことばを大切にした著者ならではのエッセイの数々は、何十年という時間が経っても全く色褪せないことに驚き。

  • いのふみ さん

    柔らかな物言い、毅然たる態度。

  • みーあ さん

    ★4.5 一番心に響いたのはP79『恋、名所旧蹟、文学史上の名作、球場での名選手の一挙手一投足など、その名を知るのみだったものの実体に、ある日、自ら望んで、あるいは偶然に、触れる。するとそのとき、名が実体と合致して完全にひとつのものとなる。途端に、世界の一部がしかと腑に落ち、心に一瞬、安堵が訪れて、人はしばらく満ち足りた思いで過すことができる。ベランジュ修道士の言うように、人生はこの発見の連続なのかもしれない』私もこういう瞬間が好きで言葉を探しに読書している、そんな気がするからだ。

  • mariko さん

    釜石小学校の校歌を作っていた。 ユーチューブで聞いてみたら校歌らしくなくておもしろい。 吉里吉里人、憲法、ニホンゴ日記より、ことばの泉、古語辞典.etc.  井上氏の物事をなんとよく知っている事!

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人物・団体紹介

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井上ひさし

1934(昭和9)年11月16日‐2010(平成22)年4月9日、享年75。山形県出身。1972年『手鎖心中』で第67回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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