一分ノ一 上 講談社文庫

井上ひさし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062778121
ISBN 10 : 4062778122
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
追加情報
:
341p;15

内容詳細

敗戦後の一九××年、米英中ソに分割統治された日本。ソ連占領下の北ニッポン山形管区米沢地区に暮らす地理学者・遠藤三郎の元を、密入国した西ニッポンの極道者が訪ねてくる。ニッポン統一運動の志士に誘い込まれたサブーシャは、迷う余地もないまま、雪の国境へと連れ出される。奇想天外な冒険小説、いざ開幕!

【著者紹介】
井上ひさし : 1934年、山形県川西町(旧小松町中小松)生まれ。上智大学フランス語学科卒業。放送作家としてNHK人形劇「ひょっこりひょうたん島」(共作)などで活躍を始める。’72年に『手鎖心中』で直木賞を受賞。’86年『腹鼓記』『不忠臣蔵』で吉川英治文学賞、’99年に菊池寛賞、2001年に朝日賞、’03年に毎日芸術賞をそれぞれ受賞したのを始め、数多くの賞を獲得している。’10年に75歳で永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kemonoda さん

    井上ひさしさんの絶筆をついに入手。東北の一村が独立宣言をする「吉里吉里人」の構造をさらに進めたような本書の設定は、「敗戦後、米英中ソ四カ国に分割統治されることとなったニッポン」!、そしてその統一運動を軸とした物語。「ありえたかもしれない歴史」を丹念にバカバカしく描くことで、現代日本を強く批評し、「あるべき日本」を問う井上世界の真骨頂です。面白い!!!

  • かずぺん さん

    視点が面白いですね。流石、井上やすしと思います。上巻、読みいってしまいました。下巻に入ります。

  • 亀之助 さん

    日本が戦後戦勝国に分断されてしまう。統一を目指しサブーシャ(三郎)はロシア地区を脱出する。

  • 山目 さん

    抱腹絶倒、昭和の薫り溢れるパロディ、井上先生のご冥福を祈りながら中巻へ。

  • 裏竹秋 さん

    未完だが『吉里吉里人』『一週間』とならぶ井上ひさしの愉快作ではないか(筒井康隆のほめる『腹鼓記』は読んでないけど)。無名なのが惜しい。超荒唐無稽でトンデモ展開の連続だが、よくもまあここまで考へられるものだと思ふ。私はこれを高校生の時に読んで引きこまれ、ずるずると徹夜したくなるほどだった。

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人物・団体紹介

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井上ひさし

1934(昭和9)年11月16日‐2010(平成22)年4月9日、享年75。山形県出身。1972年『手鎖心中』で第67回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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