ぼくらが夢見た未来都市 PHP新書

五十嵐太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569779577
ISBN 10 : 4569779573
フォーマット
出版社
発行年月
2010年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
磯達雄 ,  
追加情報
:
18cm,222p

内容詳細

高度成長期、少年向け雑誌のイラストや漫画に描かれた超高層ビル群、エアカー、空中都市など、子どもたちを魅了した未来都市。ダ・ヴィンチから現在まで、建築家たちやSF作家たちが描いた未来都市の変遷を辿る。

【著者紹介】
五十嵐太郎 : 建築史家・建築評論家。1967年、フランス・パリ生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、同大学大学院修士課程修了。博士(工学)。中部大学助教授などを経て、東北大学教授。『建築雑誌』編集委員長、ベネチアビエンナーレ国際建築展2008日本館のコミッショナーを務めたほか、横浜トリエンナーレ2008のイエノイエ・プロジェクトなど、展覧会の企画やコンペの審査員など多数

磯達雄 : 1963年、埼玉県生まれ。1988年、名古屋大学工学部建築学科卒業後、1999年まで『日経アーキテクチュア』編集部勤務。2000年に独立。2002年から編集事務所・フリックスタジオを共同主宰。桑沢デザイン研究所および武蔵野美術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 碧海 さん

    流線形の高層ビル、透明なチューブ、空飛ぶ車。「未来」と聞いて浮かぶ光景はどこから連想されて、どこへ消えたか建築史とSF史から考察する本です。いつしか無邪気な未来予想図を描けなくなり、暗く荒廃し、ありえそうな危機感に満ちた近未来が受け入れられ出したのはどちらも同じ。時代の風潮を取り込みながら、建築は都市と人を、SFは人の内面と夢や不安を、時代に合わせて形を変え、私たちを先回りして受け止めていたのでしょう。未来が、もはや「未来予想の歴史」という過去になった現在、特にSFファンに読んでほしい1冊。

  • かっぱ さん

    【図書館】40年以上前に大阪万博で夢見られていた未来都市が、2010年の上海万博でも変わり映えがない姿として登場する。ある時から未来はポジの部分の繁栄だけではなく、ネガの部分である廃墟の姿としても思い描かれるようになってくる。そういう点では未来への夢だけを描くことができた大阪万博は特別なイベントだったと言えそう。当時のSF小説が建築に与えた影響も興味深い。

  • ネムル さん

    大阪と愛知の二つの万博を接点に、かつて建築家が夢見た未来都市と小説や映画で描かれたフィクションとしての未来都市、その二つの関係と変遷について書かれている。60年代を牽引していくメガストラクチャーやメタボリズムなどわりと入門的な内容なので、その思想に結びついた簡単なSFガイドとして楽しんだ(誰もが考えるだろうメトロポリスやブレランはもとより、プリーストやサンリオSFなんかも挙げられる)。むしろ失敗することに失敗したという愛知万博について、もう少し読みたい。

  • 雲をみるひと さん

    数百年前から愛知万博の頃までの未来都市に関する様々なアイデアを纏めた本。都市に関するアイデアを知るという目的においては入門書となり得る。空想、構想から都市計画までの全てを網羅しており、いつどのようなアイデアが世に出たかは纏まっている。しかしながら一方で各々の詳細まではあまり入れていない面は否めない。

  • オシャレ泥棒 さん

    図書館 拾い読み。SFで描かれた未来、ユートピアとディストピアが紹介されているところがよかった。愛知万博を「失敗することに失敗した」と評する。万博を開催する意味を見いだせなかったことが敗因の一つなのだろう。

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人物・団体紹介

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五十嵐太郎

1967年、フランス・パリ生まれ。東京大学工学系大学院建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。専攻は建築史。現在、東北大学大学院研究科教授。2008年ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展日本館コミショナーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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