緊立ち 警視庁捜査共助課

乃南アサ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163917504
ISBN 10 : 4163917500
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
追加情報
:
400p;20

内容詳細

名手による本格警察小説が誕生!「カメラアイ」を武器に群衆の中から手配犯を捜す警視庁刑事と、広域捜査を担当する刑事。ビル爆発事件で、怪我を負いながら、離婚、介護という人生の壁を乗り越える女性刑事二人の物語。ある時、強盗および殺人の手配犯がここにいる!という緊急立ち回り情報(緊立ち)が入った。

【著者紹介】
乃南アサ : 1960年東京生まれ。早稲田大学社会科学部中退後、広告代理店勤務を経て、88年「幸福な朝食」が第一回日本推理サスペンス大賞で優秀作に選ばれデビュー。96年『凍える牙』で第百十五回直木賞受賞。2011年『地のはてから』で第六回中央公論文芸賞、16年『水曜日の凱歌』で第六十六回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    乃南 アサは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 久々の刑事小説、少しキレがなくなったような気もしますが・・・ 本書で「緊立ち」という言葉の意味を覚えました。 https://books.bunshun.jp/articles/-/8342 このレビューは「おさかな天国」を聴きながら書きました♪🐟 https://www.youtube.com/watch?v=SqBi_4fxE20

  • いつでも母さん さん

    好きな作家さんの一人・乃南さんの新作。警察小説、警視庁刑事と来たら派手めを連想するが、どっこいそうではない。じっくり読ませるのは流石の乃南アサ。プロローグからもうその空気感に浸り第五章、エピローグまで面白く読了した。二人の捜査共助課の女性刑事の私生活も絡んで、これは職種が違ってもあるあるではないだろうか。そして、シリーズ化の予感と言うか、しますよね?もっと読んでいたいと思わせてくれる作品と出会った。

  • タックン さん

    警察捜査部門に捜査共助課ってあるのを始めて知った。 そこの見当たり捜査係・メモリーアスリートの女性刑事小桃と広域捜査共助係の女性刑事燈の話。 2人の優秀な捜査員としての活動だけでなく、妻として女性としてのプライベートな話・悩みとかも描いていく。 2人の話を短い章立てで交互に書いて読みやすく面白かった。 それに繁華街とかで立ってて指名手配犯を見つけていくメモリースリーとって凄いね。 っで題名の(緊立て)って何だって思ってたら最後の方に出てきた!!

  • のぶ さん

    キャラクター設定がユニークな女性刑事を描いた警察小説だった。ビル爆発事件で怪我を負いながら、また凶悪犯の逮捕へと奔走しながら、そのうえで、離婚、介護という人生の壁を乗り越えていくという状況の描き方が、人情味があって深いストーリーだが、この女性刑事が部分を切り取ってみると、警察という組織に属しているとは思えないもので、これまでの警察小説にはない物語だと思った。登場人物のキャラがたっていて読んでいて楽しい。乃南さんの「家裁調査官」のシリーズも良かったが、この「警視庁捜査共助課」も目の付け所が良かった。

  • ma-bo さん

    指名手配犯や被疑者登録者を覚え街に立つ見当たり捜査官の小桃。指名手配犯の探索や後方支援を行う広域捜査共助係の燈。捜査共助課(初めて聞いたかも)に所属する女性刑事2人が主人公。警察としての本分である広域で出向いた先の捜査だったり、見当てた犯人を追い詰める緊迫したシーンが交互に描かれるだけでなく、家族や夫、私生活の問題や、コンビやチームとの葛藤、悩みがあり、お互いが相談、愚痴を語りあっているのがリアル。そして最終章。題名になってる「緊立ち」が発令され一丸となって追い詰める総力戦。続編あるかな。

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乃南アサ

1960年東京生まれ。早稲田大学社会科学部中退後、広告代理店勤務を経て、88年「幸福な朝食」が第一回日本推理サスペンス大賞で優秀作に選ばれデビュー。96年『凍える牙』で第百十五回直木賞受賞。2011年『地のはてから』で第六回中央公論文芸賞、16年『水曜日の凱歌』で第六十六回芸術選奨文部科学大臣賞を受

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