沖縄戦と原爆投下 漫画家たちの戦争

中沢啓治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784323064079
ISBN 10 : 4323064071
フォーマット
出版社
発売日
2017年02月28日
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
345p;22

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読書メーターレビュー

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  • keroppi さん

    「漫画家たちの戦争」シリーズ。広島・長崎の原爆と戦時下の沖縄を描いた漫画が収められている。戦争は、一般の人々を巻き込み、その悲劇は後々まで引きずっている。原爆の漫画を描き続ける中沢啓治、少女漫画の世界で原爆の悲劇と社会を見つめることの大切さを訴える池田理代子、母親が長崎にいて原爆の地獄を知っていたという川崎のぼる。そして、水木しげる、梅本さちおが描く沖縄戦。沖縄に住み沖縄の問題を描き続ける比嘉慂の「ワラビムヌガタイ」は、沖縄戦の頃の日本軍が地元民を苦しめた様子が描かれる。漫画だからこそ伝わる悲しみと憤り。

  • yomineko@猫と共に生きる さん

    はだしのゲンの中沢啓二先生、池田理代子先生、水木しげる先生等錚々たる漫画家達が描いた悲惨な戦争漫画。原爆症、特攻隊、ひめゆりの塔。漫画で読むからこそ悲惨さが余計伝わって来る。特に広島、長崎、沖縄は本当に酷い。こういう本が子どもから大人までずっと読み継がれてほしい。シリーズになっているので他の本も読みます。

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ) さん

    最近「はだしのゲン」を読み色々と衝撃を受けた所に、この本を見つけ借りてきました。6人の漫画家達が体験を元に、広島や長崎の原爆、そして一般人を巻き込んだ沖縄の戦火について書いてあります。原爆後の様子、そして原爆症で苦しみを教科書では知り得ない内容で、戦争の悲劇をより深く感じる事が出来ました。原爆や沖縄の戦火は伝え続け、2度と戦争が起こらないようにしなければいけない。色々な方に読んで欲しいです。

  • 読特 さん

    「赤とんぼ」は戦争の歌ではない。姐やとの思い出を懐かしむ。物悲しさを歌うもの。若者を兵に送り出す。素直に出せない感情をそのメロディで現し続ける。戦後も命の尽きるまで。…原爆投下のその瞬間。年に一度の1分間。黙祷を欠かさぬ刑事がいる。たとえ職務中でも、凶悪犯に逃げられても。拘るのにはわけがある。…広島と長崎の原爆投下、その後に尾を引く原爆症。沖縄を守ろうとした現地の人びと。ひめゆり部隊と健児隊。忘れてはならない歴史。思いを繋ぐ作品群。暴力に性差。現代では許されぬかもしれぬ表現も時代を遡り受け止める。

  • たまきら さん

    池田理代子さんが1971年に描かれた、原爆症に苦しむ人々に気づいた少女の話は鮮烈でした。後のお話はあちこちで読んでいたり、家にある本だったので余計そう感じたのかもしれません。

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人物・団体紹介

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中沢啓治

1939年、広島県に生まれる。45年、国民学校1年生のときに被爆し、日本画家の父、姉、弟を失う。その後上京し、63年に漫画家としてデビュー。66年に母親を原爆症で亡くしたのをきっかけに、戦争やみずからの原爆体験を題材にした作品を手がけ始める。68年に原爆を題材としたはじめてのマンガ「黒い雨にうたれて

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