軍靴のバルツァー 12 バンチコミックス

中島三千恒

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784107722119
ISBN 10 : 4107722112
フォーマット
出版社
発売日
2019年08月09日
日本
追加情報
:
210p;19

内容詳細

バーゼルラント内戦終結後に、祖国ヴァイセンへの帰国命令を受け取ったバルツァー。彼を待っていたのはヴァイセン陸軍参謀総長による査問会議だった。昇進と引き換えに左遷を言い渡されるバルツァーだが、国王暗殺により事態は急変をする。王位継承を巡り、迷走するヴァイセン国内。姿を消したヴァイセン国皇太子。そして明かされるバルツァーの生い立ちと、育ての親の秘密。重大な岐路に立たされるバルツァーの選んだ道とは!?

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読書メーターレビュー

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  • イコ さん

    バルツァーに全滅させられた騎兵隊の恨みが肉薄、国王は暗殺され参謀総長が国を支配し、女癖の強い皇太子が権力争いの火種となる。バルツァーの過去が物語と交錯して、とうとう逃げ場の無い場所に立ってしまったことを自覚する。察しの良いバルツァーがある人物から言われて自覚するというのも面白いものだ。歴史の表舞台にたつ第二王子との差というものかも知れない。今巻は絵の質感が所々変わっているのが気になったが、モブの女キャラが可愛かったりと、あらためてキャラのかき分けと絵のうまさが際立っているなーという印象だ。

  • にぃと さん

    軍によるクーデターも成功し、国王も被害に。追い詰められたバルツァー達が王子とともに頼った人物とは―。だいぶ人格者だった国王と比べて王子はずいぶんと奔放な性格をされていらっしゃる。 バルツァーの過去や祖母も明らかに。そりゃああの人に教育受けたらああも育つなって納得。ここまでは優秀な将校だったバルツァーが次巻以降歴史の舞台に躍り出ることになるのか。期待。

  • ちくわ さん

    ヴァイセン国内の政治的な状況が描かれており、歴史の転換点がやってきたと感じる出来事が起き始めている。バルツァーが己の置かれている立場を自覚し、今後どういった選択をするのか。

  • 北白川にゃんこ さん

    へいかー!

  • サテヒデオ@ダイナミックひとり さん

    敗走の一巻。テロリズムによって国政が変わる。政治は社会の手段だが、それ自体を劇的に変更する手段としての暗殺劇。戦場での勝利か、政争での勝利か。いずれ敗者は消え去るのみ。最後に灯った希望は吉と出るか凶と出るか。そして王子はついてゆくのか。だとすると貞操の危機かも、ヘルムート。

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