ドクター・デスの再臨

中山七里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041149942
ISBN 10 : 4041149940
フォーマット
出版社
発行年月
2024年05月
日本
追加情報
:
240p;20

内容詳細

『帰ったら母親が死んでいました。ネットを通して、誰かに安楽死を依頼したみたいなんです』少女からの通報で警察に衝撃が走った。SNSを通じて安楽死を希望する者に処置を施すのは、警視庁捜査一課の犬養隼人が女性刑事・高千穂とともに過去に追い詰めた連続殺人犯〈ドクター・デス〉の手口だったからである。拘置所にいる〈ドクター・デス〉に共犯がいたのか、それとも〈ドクター・デス〉に同調した模倣犯が現れたのか。犬養最大の敵が再び現れる。どんでん返しの帝王が放つ、息もつかせぬ警察医療ミステリ!

【著者紹介】
中山七里 : 1961年、岐阜県生まれ。2009年「さよならドビュッシー」で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、翌10年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro さん

    中山 七里は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。犬養隼人シリーズの最新作は、安楽死警察医療ミステリでした。 私は、積極的安楽(尊厳)死肯定派です。さっさと法整備を進めて(倫理的な問題があるなら、納得感のある制約を設けて)、観光立国として、医療ツーリズムを取り込んで欲しいと考えています。御子柴礼司は、名前だけの登場でした(笑) https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g322402000097/

  • いつでも母さん さん

    いくらなんでもこれはヤバいんじゃないか?警視庁捜一・犬養隼人の忸怩たる思い・・ってそこに行く前に危なっかしくて、誰か真面目に止めなさいよ!って感じの第五章。本作の趣旨は安楽死だよね。それはもう真剣に考える時は来てるって思ってるが「手段が違法ならテロと同じだ。」って全くその通り。このシリーズはどこまで行くのだろう・・段々不安になって来た。そんなおかしな読後感。

  • タイ子 さん

    またしても現る、安楽死請負人。安楽死のテーマは本当に深い。ま、深く追求するのは七里さんに任せておいて前回のドクターデスは逮捕されて刑務所にいるわけで、今回は模倣犯なのか、仲間なのか。ALSと言われる難病に冒された女性が娘と夫を残して死んでいく。2人目はかつて映画界で華々しい活躍をした女優。3人目は小説家、遺稿を残して死ぬ。犬飼刑事が取る決断は良しとして、最後にあそこまでやるか?大体予想はつくものの結末までは予想外。前回も思ったが、やはりこの問題は根が深い。

  • itica さん

    ドクター・デスの続編。ドクター・デスが逮捕された2年後、新たなドクター・デスが現れた⁉拘留されているドクター・デスに対する警察の扱い方が現実的ではないのと、怪しいアイツがやっぱり…と予想通りの展開にわくわく感は少なかったかな。安楽死法案の是非については様々な問題があり、安易に決めるものではないと改めて認識した。安楽死も苦しみながらも生を全うするのも、家族にとっては天秤にかけるのさえ苦しい。そういう意味では最初のALSの家族の話は辛かったな。

  • ゆみねこ さん

    前作で犬飼刑事に逮捕され収監されたドクター・デス。今作ではその模倣犯と思しきJKギルドと名乗るものがALSを患う女性、パーキンソン病に冒された国民的女優、小説家を安楽死させた。捜査に行き詰まった犬飼が取った奇策と最後のどんでん返し。途中で怪しいと思った人物がやはり…。安楽死については縷縷思うことはあるが、この作品に関してはイマイチ。警察がこんなだったらダメでしょ?

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

中山七里

1961年岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、翌年デビュー。以後、ミステリーを軸に精力的な執筆を続けている。2020年には作家デビュー10周年を迎え、12ヶ月連続での新作刊行を達成した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたも

プロフィール詳細へ

中山七里に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品