空中浮遊する〜クヌート・ヴォーゲ:室内楽作品集
ノルウェーの作曲家クヌート・ヴォーゲは、ベルゲンのグリーグ・アカデミーでピアノと作曲を学び、即興音楽と現代音楽の分野を中心に活動しています。
ヴァーレン、エッゲ、ヴォスレフのピアノ三重奏曲を録音したヴァーレン三重奏団をはじめとするベルゲンの音楽家たちによるアルバム『空中浮遊する』は、ヴォーゲの作曲した「肉体、精神、思考という、人間の体験する最初の領域」を表現した室内楽作品が3曲演奏されます。「身体活動の興奮とその合間の休息の時間」を展開した、あり得る未来への前奏曲ともみなされる『ブーメラン』。ピアニストのアイナル・ロッティンゲンとヴォーゲが「現場とスタイルの着地点」を共同で研究するプロジェクトの一環として作曲された『騒動』。ピアノ三重奏の可能性の遊び感覚による探求、隠れたジグソーパズルといった、さまざまなことを内にもつ『空中浮遊する』は、2018年3月にベルゲンで行われた「ボレアリス・フェスティヴァル」で初演された作品です。(輸入元情報)
【収録情報】
ヴォーゲ:
1. ブーメラン(弦楽四重奏のための)
2. 騒動(ピアノ独奏のための)
3. 空中浮遊する(ピアノ三重奏のための)
ヴァーレン三重奏団
アイナル・ロッティンゲン(ピアノ)
リカルド・オドリオソーラ(ヴァイオリン)
ヨン・エーデ(チェロ)
マーラ・ハウゲン(ヴァイオリン)
イングリ・ルーゲセーテル・エーリクセン(ヴィオラ)
ラグンヒル・サンネス(チェロ)
録音時期:2019年6月19日(1)、12月5日(2,3)
録音場所:ベルゲン、グリーグ・アカデミー、グンナル・セーヴィグ・ホール
録音方式:ステレオ(DXD 24bit/352.8kHz/セッション)