ヴェルトハイム:ピアノ作品集
19世紀後半〜20世紀前半のポーランドにおけるコンポーザー=ピアニスト、指揮者、教育者、音楽評論家として活躍したユリウシュ・ヴェルトハイム。ヴェルトハイムは新ロマン主義を掲げた作曲者としての一面はもちろんのこと、若き日のアルトゥール・ルービンシュタインに多大な影響を与えた人物としても知られ、その短い生涯の中で、交響曲、ピアノ独奏曲、ヴァイオリン・ソナタ、歌曲など、数多くの作品を残しましたが、手稿譜の大部分は第二次世界大戦中にワルシャワで焼却されています。
本アルバムでは、新ロマン派のスタイルにこだわりを続け、多彩な音楽活動を行ったヴェルトハイムによるピアノ作品を取り上げています。(輸入元情報)
【収録情報】
ヴェルトハイム:
● 4つの前奏曲 Op.2
● 2つの前奏曲 Op.5
● オリジナル主題による変奏曲 Op.4 - ヴィルヘルム・バックハウスに捧ぐ
● 2つの即興曲 Op.6
● ポーランド民謡による3つの旋律 Op.13 - ロマン・ヤシンスキに捧ぐ
エルジュビエタ・ティシェツカ(ピアノ)
録音時期:2018年4月5,6日
録音場所:ポーランド・ラジオ・スタジオS1
録音方式:ステレオ(デジタル)