ヴィラ=ロボス、エイトル(1887-1959)

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CD 輸入盤

交響曲第3番『戦争』、第4番『勝利』 カラブチェフスキー&サンパウロ交響楽団

ヴィラ=ロボス、エイトル(1887-1959)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573151
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヴィラ=ロボス:交響曲第3番『戦争』、第4番『勝利』
カラブチェフスキー&サンパウロ交響楽団


クラシック音楽とブラジル音楽を融合し、独自の味わいを持つ作品を書いた20世紀ブラジルの作曲家エイトル・ヴィラ=ロボス[1887-1959]は、交響曲も12曲書き上げており、規模の面からも20世紀の記憶されるべき交響曲作家とされています。
 しかし録音点数はまだあまり多くなく、セント・クレア指揮による交響曲全集のほかは、ベン・ドール、ペレス、ディエメッケ、デュアルテ、そして作曲者指揮による一部の作品の録音があったくらいなので、今回、ナクソスが進める全集プロジェクトは、ヴィラ=ロボス・ファンや交響曲ファンには大いに歓迎されるところです。

【第3番と第4番】
シリーズ第2弾となる今回のアルバムには、交響曲第3番と第4番を収録。
 1919年に書かれた第3番は、第一次世界大戦の終結を祝ってブラジル政府から三部作として委嘱されたもので、『戦争』という標題を持ち、4つの楽章には「人生と労働」「陰謀と噂」「受難」「戦い」という副題が付されています。戦時の苦難や戦闘、勝利を描き、「リゴレット」の苦悩のモティーフや「ラ・マルセイエーズ」を効果的に使用、最後は勇壮に華麗に終わります。
 同じく1919年に三部作の2番目として書かれた第4番の標題は『勝利』。次の第5番『平和』と併せて、戦争三部作とも考えられる作品群を形成するもので、第3番でも使われた「ラ・マルセイエーズ」も登場、さらに迫力を増した激しさの中で戦勝への歓喜を陶酔的に表現しています。

【カラブチェフスキー】
指揮のイサーク・カラブチェフスキーは、1934年サンパウロ生まれのブラジルの指揮者。両親はロシア革命から逃れてブラジルまで移民してきたロシア人。ブーレーズやフォルトナーといった人物にドイツで音楽と指揮の教えを受けたカラブチェフスキーは、その後、ヨーロッパとブラジルの両方で活躍するほか、日本にも客演。
 オペラから現代作品まで幅広いレパートリーを持つカラブチェフスキーは、アイヴズからモーツァルトにいたる幅広い曲目のCDをリリースしていましたが、多くが廃盤となっており、さらに名盤と称えられていた『ブラジル風バッハ』も入手できない状態にあるため、今回の交響曲のリリースは注目されるところです。(HMV)

【収録情報】
ヴィラ=ロボス:
・交響曲第3番『戦争』 (1919)
・交響曲第4番『勝利』 (1919)

 サンパウロ交響楽団
 イザーク・カラブチェフスキー(指揮)

 録音時期:2012年2月26日-3月5日
 録音場所:サンパウロ、サラ・サンパウロ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

ヴィラ=ロボスの交響曲第3番「戦争」と第4番「勝利」は、第一次世界大戦直後、ブラジル政府の依頼に応えて書かれた。20世紀初頭のモダンな管弦楽法が用いられ、ドラマティックな音楽が展開される。ブラジル出身のカラブチェフスキーが情熱的にまとめあげる。もっと演奏されてもよい佳曲。(治)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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カオスティックな所が沢山あるが、それだけ...

投稿日:2014/11/18 (火)

カオスティックな所が沢山あるが、それだけ情熱的なものも感じとれます!3番ではブラジルの国歌が少し浮き出てくる所があったり、4番は火傷しそうなくらい熱く情熱的な狂乱な展開をしていきます!僕はブラジルに行ったことありませんけど、まさにブラジルって感じがします!ヴィラ・ロボスが32歳の時に作った曲で、混沌と情熱の叫びにじっくりと浸れる一枚です!

ひ〜ちゃん さん | 東京都 | 不明

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