ヴァレーズ、エドガー(1883-1965)

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CD 輸入盤

『イオニザシオン』、『インテグラル』、『アメリカ』、他 ロト&アンサンブル・モデルン、ド・ビリー&ウィーン放送響、グルビンガー、他

ヴァレーズ、エドガー(1883-1965)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WWE20295
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

エドガー・ヴァレーズ『イオニザシオン』ほか、超優秀録音で登場
2009年ザルツブルク音楽祭「コンティネント・ヴァレーズ」8つのコンサートより


2009年のザルツブルク音楽祭でヴァレーズに捧げられた「コンティネント(大陸)」シリーズより。
「20世紀の音楽には、ふるくはストラヴィンスキーの『兵士の物語』やバルトークの『2台のピアノと打楽器のためのソナタ』をはじめ、ミヨーの『打楽器と小管弦楽のための協奏曲』、メキシコの音楽家チャベスの『打楽器のためのトッカータ』など、多くの打楽器効果の発揮を考えた作品があるが、ヴァレーズの曲は、それよりも徹底的で、むしろ一種の生命主義(ヴァイタリズム)的な根源から出てきているところに特色がある。」−吉田秀和(キングインターナショナル)

【収録情報】
ヴァレーズ:
1. 13人の奏者による打楽器アンサンブルのための『イオニザシオン』 (06:59)
2. ソプラノと室内オーケストラのための『オフランド(捧げもの)』
3. 9つの木管楽器と打楽器奏者たちのための『ハイパープリズム』
4. 11の木管楽器と8人の打楽器奏者のための『インテグラル』
5. バス、8つの金管楽器、ピアノ、オルガン、2つのオンド・マルトノと6人の打楽器奏者のための『エクアトリアル』
6. オーケストラのための『アメリカ』
7. 13人の奏者による打楽器アンサンブルのための『イオニザシオン』 (07:03)

 マルティン・グルビンガー(指揮、打楽器)、パーカッシヴ・プラネット・アンサンブル(1)
 ジュリー・モファ(ソプラノ:2)
 フランソワ=クサヴィエ・ロト(指揮)、アンサンブル・モデルン(2,3,4,5,7)
 オットー・カッツァマイアー(バス:5)
 ジャック・チャムケルテン、トーマス・ブロッホ(オンド・マルトノ:5)
 ベルトラン・ド・ビリー(指揮)、ウィーン放送交響楽団(6)

 録音時期:2009年
 録音場所:ザルツブルク音楽祭
 録音方式:デジタル(ライヴ)

収録曲   

  • 01. Ionisation, for 13 Percussionists
  • 02. Offrandes, for Soprano & Chamber Orchestra
  • 03. Hyperprisme, for Winds and Percussion
  • 04. Intgrales, for 11 Winds & 4 Percussionists
  • 05. Ecuatorial, for Bass, Chorus, Brass, Piano, Organ, 2 Ondes Martenots & Percussion
  • 06. Amriques, for Orchestra
  • 07. Ionisation, for 13 Percussionists

ユーザーレビュー

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 CD1枚にイオニザシオン2種の演奏が収...

投稿日:2011/09/10 (土)

 CD1枚にイオニザシオン2種の演奏が収録されていますが、イオニザシオンも今やすっかり古典的名作となったという事ですね。 この2種のイオニザシオン、「新感覚グルービンガー」VS「王道アンサンブル・モデルン」といった構図でしょうか。 グルービンガー主導のゆったりとしたイオニザシオンは、聴いていて何か詩情?まで感じる演奏となっています。 アンサンブル・モデルンは収録されている他の楽曲も含めて、彼ららしい手堅く明確な空間が演出されていて、文字通り百戦錬磨の堂々たる演奏です。 ビリー&ウィーン放送響の「アメリカ」は、厚みがありなかなかの力演です。ただ個人的にはもう少し軽妙さが欲しいなと思う部分もあるのですが、聴き応えは充分です。

Mr. じじー さん | 愛知県 | 不明

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演奏者の違う2種類のイオニザシオンでサン...

投稿日:2011/07/31 (日)

演奏者の違う2種類のイオニザシオンでサンドイッチされたユニークな選曲で、ヴァレーズの音楽の持ついろいろな要素を1枚で聴くのにもってこいの盤です。個人的に贔屓のビリーの「アメリカ」は、演奏はヴァレーズぽくないしなやかさがあって、この曲特有のしつこいくらいの五月蝿さをあまり感じさせずよかったですが、録音が強音でビリビリノイズがあってちょっと残念でした。全体的に、昔のウルトラアナログのアヴラヴァネル盤のような異様な生々しさはなく、音楽的な存在意義を再構築しようとする意欲的なアプローチが感じられて好感が持てました。

馬羅 さん | 愛知県 | 不明

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ヴァレーズ、エドガー(1883-1965)

1883年12月22日、パリに誕生した作曲家ヴァレーズは、独創的で斬新きわまる手法により、さまざまな音響素材と形式を融合させたすごい人(ロックの怪人、フランク・ザッパがいれあげていたことでも有名)。彼は数学と工学を学びますが、やがて音楽の道に方向転換し、1904年、スコラ・カントルムに入学します。同校ではルーセルやダンディに師事して作曲や指揮法を学び、その後、パリ音楽院でヴィドールに師事。卒業後は

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