管弦楽曲集、管弦楽伴奏歌曲　ファウジ・ヘイモア＆ヴュルテンベルク・フィル、ジャンナ・ベイティ

ヴァリ：管弦楽曲と管弦楽伴奏歌曲

数多くの受賞歴を持つイラン出身の作曲家レザ・ヴァリ。テヘランで音楽の基礎を学び、1972年ウィーン国立音楽大学に留学。その後アメリカのピッツバーグ大学で博士号を取得し、現在はアメリカを拠点に活躍しています。
　彼は故郷の旋法体系「ダストガー（即興演奏を行う上での基礎となる旋律の集まり）」をヨーロッパの音楽に融合させたエキゾチックな作品を書くことで知られており、このアルバムでも華麗なオーケストラ作品である『ラヴァン』をはじめ、3世紀ペルシャの詩人兼神秘家ルーミーのテキストや自身の言葉を用いた民謡集『ビーイング・オブ・ラヴ』、彼が2000年から取り組んでいる『カリグラフィ』シリーズの第16番『イスファハン』、これらユニークな3作品をお聴きいただけます。『ビーイング・オブ・ラヴ』でソロを歌うジャンナ・ベイティは現代作品を得意とするメゾ・ソプラノ。これまでにもヴァリの民謡集第10集やアイヴズの歌唱で高い評価を得ています。（輸入元情報）

【収録情報】
ヴァリ：
1. ラヴァン（2013）
2. 民謡集 第16集『ビーイング・オブ・ラヴ』（2005）
　No.1. Longing
　No.2. Love Drunk
　No.3. In Memory of a Lost Beloved
　No.4. The Girl from Shiraz
　No.5. The Being of Love
3. カリグラフィー第16番『イスファハン』（2017）

　ジャンナ・ベイティ（メゾ・ソプラノ：2）
　ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
　ファウジ・ヘイモア（指揮）

　録音時期：2022年6月7-10日
　録音場所：ドイツ、ロイトリンゲン、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　全て世界初録音