CD 輸入盤

ミハイル・ヴァイマン/東ドイツでの演奏会 1950〜1963年

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MC2051
組み枚数
:
2
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ミハイル・ヴァイマン/東ドイツでの演奏会 1950〜1963年

ミハイル・ヴァイマン[1926-1977]はソ連時代のウクライナ、ムィコラーイウ州ノヴィイ・ブーフの生まれ。父親は町の吹奏楽団の指揮者でした。1933年にオデッサに移住し、ミハイル少年はヴァイオリンを学び始めます。順調に腕前を上げますが、第二次世界大戦の勃発で音楽院ごとウズベキスタンのタシュケントに疎開。戦後、モスクワで名教師アブラム・ヤンポルスキーの前で試演して認められ、音楽院ごとレニングラードに移ります。1949年、プラハでのヤン・クーベリック国際コンクールで第4位。1950年、第1回ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクールのヴァイオリン部門で第2位。1951年、エリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で第2位(第1位はレオニード・コーガン)。1950、60年代にヴァイマンは東欧圏で精力的に演奏活動を行い、並行して指導者としても多くの優秀な弟子を輩出しました。1977年、心臓発作で51歳で亡くなりました。長命すれば西側での活動も広がったことでしょう。2005年に「Melodiya」からまとまった量の録音がCDになっていました。
 この2CDには1950年代を中心とした東ドイツでの放送録音を収録。チャイコフスキーの協奏曲はヴァイマンが絶好調で、軽快で歯切れ良い第3楽章もロシア的哀愁が漂う第2楽章も絶品です。モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番は、ヴァイマンの洗練された美音と粋な歌いまわしを、大指揮者ヘルマン・アーベントロートが大きく支えた素晴らしい名演。グルジア/ジョージアの作曲家、アレクシ・マチャヴァリアニ[1913-1995]のヴァイオリン協奏曲は、ヴァイマンはモスクワで商業録音もしており得意曲だったのかもしれません。伴奏がフランツ・コンヴィチュニー指揮のゲヴァントハウス管弦楽団というのも凄い!(輸入元情報)

【収録情報】
● チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
 ロルフ・クライネルト指揮、ベルリン放送交響楽団
 1957年5月20日、東ベルリン 放送スタジオ録音(モノラル)

● モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219『トルコ風』
 ヘルマン・アーベントロート指揮、ベルリン放送交響楽団
 1955年5月15日、東ベルリン ライヴ録音(モノラル)

● J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
 カール・エリアスベルク指揮、ライプツィヒ放送交響楽団
 1950年7月29日、ライプツィヒ ライヴ録音(モノラル)

● マチャヴァリアニ:ヴァイオリン協奏曲
 フランツ・コンヴィチュニー指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 1951年11月27日、ライプツィヒ ライヴ録音(モノラル)

● プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80
● バルトーク/セーケイ編:ルーマニア民俗舞曲
● ヴィヴァルディ:前奏曲 ハ短調
 マリア・カランダショヴァ(ピアノ)
 1963年10月30日、東ベルリン ライヴ録音(モノラル)

● J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV.1001
 1963年10月30日、東ベルリン ライヴ録音(モノラル)

 ミハイル・ヴァイマン(ヴァイオリン)

 簡易収納紙ケース装丁

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