CD 輸入盤

チョン・キョンファ/コンプリート・ワーナー・レコーディングズ(11CD+DVD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2564614053
組み枚数
:
12
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
DVD付き, 限定盤,輸入盤

商品説明


チョン・キョンファ・ワーナー全録音集(11CD+DVD)
各ディスクはオリジナル・デザイン仕様の紙ジャケットに封入!
DVDにはテンシュテット&コンセルトヘボウとのベートーヴェンを収録!


世界的なヴァイオリニスト、チョン・キョンファは、1970年、22歳のときから40歳までの18年間、デッカのアーティストとしてレコーディング活動に精力的に取り組み、1988年からはテンシュテットとの共演希望もあり、EMI(現ワーナー)に移籍しています。
 このセットはEUで生産されたインターナショナル盤で、EMIへの移籍の10年前にプレヴィンの室内楽録音に参加したアルバムのほか、1988年から2000年にレコーディングされた計11枚のCDと、1989年に収録されたテンシュテット指揮コンセルトヘボウ管弦楽団とのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の映像を収めたDVDで構成されています。ちなみにこの映像は、かつてLDでリリースされていたもののその後は入手できない状態が続いていたので、今回のDVDでの復活は朗報です。
 なお、ブックレットは英独仏による簡単な解説のみとなります。参考までにEMI時代のCDのジャケット画像を表示しておきます(実際の商品ではワーナー・ロゴとなります)。

【チョン・キョンファ・プロフィール】
1948年3月26日、ソウルの音楽一家に生まれたヴァイオリニスト。3歳でピアノを習い始めますが、5歳のときにヴァイオリンに転向して天性の才能を発揮、9歳でメンデルスゾーンの協奏曲をソウル交響楽団と共演してデビューします。
 13歳の時にはジュリアード音楽院で名教師ガラミアンに師事。彼女のヴァイオリンの音が誰よりも大きく力強かっため、ほかの学生たちから「タイガー」と呼ばれていました。
 その後、19歳の時にはエドガー・レーヴェントリット国際コンクールに出場し、ピンカス・ズッカーマンと首位を分け合い、1970年、22歳のときに、アンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団とチャイコフスキーの協奏曲を共演してヨーロッパ・デビューを果たして最初の大きな成功を収めます。
 翌年、巨匠シゲティに師事し、芸術全般に関する深い教えを受け、さらに研鑽を積んで自信を深めた彼女は、世界各国で年に100回前後の実演をおこない、同時にデッカのレコーディング・セッションにも積極的に取り組むというおそろしくエネルギッシュな活動を展開、1984年に英国人の実業家と結婚するまでそのペースが維持されます。
 その後、出産を機に一時的に活動を休止しますが、ほどなく復帰して実演やレコーディングに活躍、精神的な深みを増した余裕のある演奏で賞賛を集めます。しかし、2005年には指の故障のため今度は長期の休養を余儀なくされてしまいます。
 そして2010年5月には、指も癒え演奏技術も回復した彼女がカムバックを果たし、以後、順調に演奏活動を展開しています。(HMV)


収録曲   

ディスク   1

  • 01. Violin Concerto in a Minor, Op.53, B.108: I. Allegro Ma Non Troppo - Quasi Moderato - Kyung-Wha Chung/Philadelphia Orchestra/Riccardo Muti
  • 02. Violin Concerto in a Minor, Op.53, B.108: II. Adagio Ma Non Troppo - Kyung-Wha Chung/Philadelphia Orchestra/Riccardo Muti
  • 03. Violin Concerto in a Minor, Op.53, B.108: III. Finale (Allegro Giocoso, Ma Non Troppo) - Kyung-Wha Chung/Philadelphia Orchestra/Riccardo Muti
  • 04. Romance in F minor B39 (Op. 11) - Kyung-Wha Chung/Philadelphia Orchestra/Riccardo Muti

ディスク   2

  • 01. Violin Concerto in D, Op.61: I. Allegro Ma Non Troppo - Kyung-Wha Chung/Klaus Tennstedt/Royal Concertgebouw Orchestra
  • 02. Violin Concerto in D, Op.61: II. Larghetto - - Kyung-Wha Chung/Klaus Tennstedt/Royal Concertgebouw Orchestra
  • 03. Violin Concerto in D, Op.61: III. Rondo (Allegro) - Kyung-Wha Chung/Klaus Tennstedt/Royal Concertgebouw Orchestra
  • 04. Violin Concerto No. 1 in G minor, Op.26: I. Vorspiel (Allegro Moderato) - - Kyung-Wha Chung/London Philharmonic Orchestra/Klaus Tennstedt
  • 05. Violin Concerto No. 1 in G minor, Op.26: II. Adagio - Kyung-Wha Chung/London Philharmonic Orchestra/Klaus Tennstedt
  • 06. Violin Concerto No. 1 in G minor, Op.26: III. Finale (Allegro Energico) - Kyung-Wha Chung/London Philharmonic Orchestra/Klaus Tennstedt

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総合評価

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ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のCDと...

投稿日:2021/08/08 (日)

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のCDとDVDがパッケージされています。演奏内容からすると同一のもののようです。ひょっとすると複数の演奏会のもので編集されているかもしれませんが、気になりませんでした。お恥ずかしながらCDを聴いていた際にはわからなかったのですが、映像で見るとチョン・キョンファは絶好調ではなかったようです。やはり映像の持つ情報量というのスゴイものですね。録音・録画される演奏家はたまったものではないでしょうけれど。

jin さん | 長野県 | 不明

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チョン・キョンファの音楽は最高だけど、オ...

投稿日:2016/07/27 (水)

チョン・キョンファの音楽は最高だけど、オリジナル紙ジャケットの質は最低である。オリジナルをコピーして印刷してあるだけなのだが、印刷が非常に荒く、彼女のポートレートが‥‥(ジャケット分が☆マイナス1つである) よく考えると、このボリュームと音楽を3千円そこそこで購入したのだから、高望みは出来ない。

小林出異日素 さん | 不明 | 不明

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音質が悪いものもある、との指摘がありまし...

投稿日:2015/12/29 (火)

音質が悪いものもある、との指摘がありましたが、確かに最初のドヴォルザークVn協奏曲ではそうかもしれません。あと、ベートーヴェン交響曲第5番/ブラームスVn協奏曲も悪いかもしれません。でもこれはライヴ・レコーディングなのでそれが関係しているのかも。チョントリオも音質面ではそれほどよくはないのかも。逆にベートーヴェンVn協奏曲、ヴィヴァルディ四季などは割とよい音質ではないかと思いました。そのほかのバルトークVn協奏曲等、Souvenirs、ブラームスVnソナタを聞いてみましたが、私は大して気になりませんでした。普通に聞く分には大丈夫なのではないでしょうか。キョンファはほぼ初めてだったのですが、女性らしく響かせるところもあり、力強く聞かせるところもあり、とてもいいですね。お気に入りの箱になりそうです。いまドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲をきいていますが、楽しめています。

NC さん | 高知県 | 不明

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