CD 輸入盤

【中古:盤質AB】 管弦楽曲集 ティーレマン&ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団(2004年 ウィーン・ムジークフェライン・ライヴ)(2CD)

ワーグナー(1813-1883)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
AB
特記事項
:
2枚組み,DIGIPAK
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
ORFEO879132
レーベル
Germany
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)


ワーグナー:管弦楽曲集
ティーレマン&ベルリン・ドイツ・オペラ管
2004年ウィーン・ムジークフェラインにおけるライヴ


2000年に『ニュルンベルクのマイスタージンガー』を指揮してバイロイト音楽祭へのデビューを果たしたクリスティアン・ティーレマンは、一貫して同音楽祭との結びつきを強め、2006年から5年連続で『ニーベルングの指環』の指揮を任される快挙を成し遂げたのに並行して、かねて親密な関係にあるウィーン国立歌劇場とは、2003年に『トリスタンとイゾルデ』の新演出上演や、2011年には『ニーベルングの指環』の公演などを成功に導いていることからも知られるように、これからの世代を代表するワーグナー指揮者としての実績を着実に積み上げています。
 こうした実演での状況を反映して、ティーレマンはワーグナー作品について、すでにかなりの点数のCDアルバムや映像ソフトを発表していますが、このたびORFEOより登場するアルバムは、2004年にティーレマンがベルリン・ドイツ・オペラ管を指揮して、ウィーンのムジークフェラインでおこなったオール・ワーグナー・プログラムのコンサートの模様をライヴ収録したものです。
 ティーレマンにとって、1997年よりこの年まで音楽総監督を務めたベルリン・ドイツ・オペラ管との顔合わせは、まさしく手兵との集大成的な意味合いもあったはずですし、じっさい、得意の演目で自信を持って臨んだティーレマンもここでの演奏内容にはたいへん満足していたといいますから、おおいにその出来栄えには期待が高まるところです。そもそも、1991年にティーレマンがベルリン・ドイツ・オペラにデビューを果たした折のプログラムも『ローエングリン』でしたから、よくよくワーグナーとはゆかりがあるのかもしれません。
 ちなみにORFEOのクリスティアーネ・デランク氏によれば、折しもウィーンに車で向かっていたとき、この演奏の実況中継を聴いて強く心を動かされたのがすべての始まりだったそうで、実現に向けたほぼ10年に及ぶ粘り腰の交渉の末に、ようやくワーグナーのアニヴァーサリーに合わせてリリースにこぎつけました。
 なお、ティーレマンはこれより7年前の1997年4月に、フィラデルフィア管を指揮して『マイスタージンガー』第1幕前奏曲、『ローエングリン』第1幕前奏曲&第3幕前奏曲、『パルジファル』第1幕前奏曲&聖金曜日の不思議、『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と愛の死をセッション録音していたほか、2002年にはウィーン・フィルを指揮して『リエンツィ』序曲をライヴ録音してもいましたので、そちらとの聴き比べもまた興味深いところです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ワーグナー
Disc1
・『リエンツィ』序曲 [12:25]
・『ローエングリン』第1幕への前奏曲 [09:18]
・『タンホイザー』序曲 [14:13]
・『神々の黄昏』〜ジークフリートのラインへの旅 [13:23]
・『神々の黄昏』〜ジークフリートの葬送行進曲 [09:06]

CD2
・『パルジファル』より聖金曜日の不思議 [11:20]
・『トリスタンとイゾルデ』第1幕への前奏曲 [11:13]
・『トリスタンとイゾルデ』イゾルデの愛の死 [08:25]
・『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲 [10:17]

 ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
 クリスティアン・ティーレマン(指揮)

 録音時期:2004年11月28日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェライン大ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

収録曲   

  • 01. Overture
  • 02. Prelude to Act 1
  • 03. Overture
  • 04. Siegfried's Rhine Journey
  • 05. Siegfried's Funeral March
  • 06. Good Friday Music
  • 07. Prelude to Act 1
  • 08. Isolde's Liebestod
  • 09. Prelude to Act 1

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
この演奏は2004年のウィーンにおけるライヴ...

投稿日:2014/01/12 (日)

この演奏は2004年のウィーンにおけるライヴということでティーレマン&ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団の、ある意味、熱演が聴けると言えるのでは。ティーレマンはバイロイトの常連でワーグナー指揮者としての名声を確立しつつ前年2003年、トリスタンとイゾルデでウィーン国立歌劇場にも出演しておりウィーンでの人気の高さがうかがえます。演奏についてはティーレマンのこの時期に見られる即興的かつ思い入れたっぷりの指揮にオケがアンサンブルを乱しながらもついていくといった「完成精度」を意識させないところが興味をそそります。ウィーン・フィルではこのような指揮でも自分たちのスタイルを崩すことなく演奏してしまうのでこの録音はまぎれもなく一夜のライヴという点で聴く価値があると思います。

ミシェル・スズキ さん | 静岡県 | 不明

1
★
★
★
★
☆
ティーレマンとドイチュ・オーパー・ベルリ...

投稿日:2013/11/21 (木)

ティーレマンとドイチュ・オーパー・ベルリン(DOB)管弦楽団の新譜が早速届いた。ベルリン・フィルやウィーン・フィルのクオリティには届かなくとも、DOBのように普段着の感覚で聴ける演奏をつね日ごろから耳にし、数を体験していることも重要だと思う。あえてAクラスとするが、このクラスのオケでも、十分感動的な演奏は体験できる。ある意味、これが普通に上質な演奏で、逆にVPOやBPOのクオリティの高さがスーパーであって、非日常的なのだ。それらしか聴かないと言うことのほうがむしろ不自然だろう。もちろん探すまでもなく、キズやアラはいくらでもあるが、むしろライブ感と思ったほうが、自然に聴けるのではないか。にしても、このライブ録音は、咳がひどすぎる。ライブの録音はいくらでもあるし、客席のノイズや咳が気にならないCDがまったく無いわけではないが、このCDは、ちょっと度を越えてひどい。冬にウィーンやベルリンでのコンサートには何度も行っているが、こんなにひどい咳だらけのコンサートは体験したことがない。 特にこのCDでひどいのは、「ローエングリン」一幕前奏曲の終わり。まさかこのタイミングで?!と言う絶妙さで大きな咳ばらいが入っていて、大切な余韻をぶち壊している。もはや演奏妨害?と思えるくらい。きっとステージ裏に引っ込んだティーレマンは、椅子でも蹴っていることだろう。「トリスタン」前奏曲の冒頭でも同じ。もう、嫌がらせとしか思えない。それは別にして、演奏のほうは、上に述べたように、BPOのように完璧ではない。一曲目の「リエンツィ」序曲の冒頭からして、縦の線は相当バラバラ。でも、それを気にしなければ、金管の咆哮などは、爽快で迫力がある演奏だ。ティーレマンは、相当好き勝手にやっている。「タンホイザー」序曲の金管の主題のフレージングなどは、かなり違和感を覚える。ライブではこれくらい演出過剰なほうが印象に残るのはわかるが、録音で聴くとやはり違和感のほうが大きい。終盤のテンポなどは、劇的な印象を超えて、ちょっとやりすぎに思える。これと近い時期にウィーン国立歌劇場でやった「ニュルンベルクのマイスタージンガー」のDVDでは、いたって真っ当で素晴らしい演奏をしているのと、対照的だ。こうした点が、評価の分かれるところなのだろうと感じる。 咳ばらいのノイズと多少の演奏のキズに目を瞑れば、音質はいたって良好で、迫力のあるDOBの演奏が楽しめる。それにしても、2004年の録音にしては、発売のタイミングがこれほど遅くなったのには、何か理由でもあるのだろうかと、気になるところだ。

oni-bikkuri-syakkuri さん | 滋賀県 | 不明

4

関連するトピックス

音楽 に関連する商品情報

おすすめの商品