粋なセンスで歌われる主題と展開のギター・デュオ
アントワーヌ・ド・ロワイエは、オーヴェルニュー地方のクレルモン・フェランに生まれ、1774年にパリに移住し本格的にギターを学び、パリで屈指のギターの名手として活躍しました。典型的な形式ながらモーツァルトとロッシーニが融合された粋なセンスで歌われる主題と華麗で推進力ある展開の「長調」のデュオ。そして、モーツァルトの短調の曲のような疾風的な「ホ短調」のデュオです。
ハインリヒ・アルベルト・デュオは、師弟関係にあるヨアヒム・シュラーダーとヤン・エルラーの二人によって結成されたギター・デュオです。二人の息の合った技巧が映えるギター・デュオをお楽しみください。(ユニバーサルIMS)
【収録情報】
ロワイエ:
・デュオ・コンチェルタンテ イ長調 Op.31-1
・デュオ・コンチェルタンテ ハ長調 Op.31-2
・デュオ・コンチェルタンテ ホ短調 Op.31-3
・12の舞曲 Op.23
ハインリヒ・アルベルト・デュオ(ヨアヒム・シュラーダー&ヤン・エルラー:ギター)
録音時期:2012年6月
録音場所:マリエンミュンスター修道院
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)