ロバート・f・ヤング

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たんぽぽ娘 奇想コレクション

ロバート・f・ヤング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309622071
ISBN 10 : 4309622070
フォーマット
出版社
発行年月
2013年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
373p;20

内容詳細

丘の上で、たんぽぽ色の髪が風に舞う、未来から来た女に会った。「おとといは兎を見たわ。きのうは鹿。今日はあなた」……甘く美しい永遠の名作を、伊藤典夫の名訳で収録する待望の傑作選。

著者ロバート・F・ヤングは、生涯で200編近い短編を遺した。
その魅力を日本で初めて紹介した名訳者・伊藤典夫による編集でおくる。

「たんぽぽ娘」改訳決定版のほか、甘い男女の出会いを描いた変奏曲「河を下る旅」「11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス」「ジャンヌの弓」、宇宙クジラと交流する孤独な男「スターファインダー」、過去が保存された部屋の扉をあける「失われし時のかたみ」、遺作となった名品「荒寥の地より」など、本邦初訳の7編を含む全13編を収録。

【収録作品】
「特別急行がおくれた日」(伊藤典夫訳)*
「河を下る旅」(伊藤典夫訳)
「エミリーと不滅の詩人たち」(山田順子訳)
「神風」(伊藤典夫訳)*
「たんぽぽ娘」(伊藤典夫訳)
「荒寥の地より」(伊藤典夫訳)*
「主従問題」(伊藤典夫訳)*
「第一次火星ミッション」(伊藤典夫訳)*
「失われし時のかたみ」(深町眞理子)
「最後の地球人、愛を求めて彷徨す」(伊藤典夫訳)*
「11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス」(伊藤典夫訳)
「スターファインダー」(伊藤典夫訳)*
「ジャンヌの弓」(山田順子訳)
  *印は、本邦初訳の作品

【「たんぽぽ娘」とは】
〈サタデー・イヴニング・ポスト〉誌1961年4月1日号掲載。日本では伊藤典夫がSF同人誌〈宇宙塵〉にて初紹介。「オールタイム・ベストSF」(SFマガジン2006年4月号)海外短篇部門第8位ほか、日本で行われる各種のオールタイムベストSFの定番の1作。近年では『CLANNAD』『ビブリア古書堂の事件手帖』等にも登場し話題となった。


【著者紹介】
ロバート・F・ヤング : 1915年、ニューヨーク州生まれ。53年、スタートリング・ストーリーズ誌にてデビュー。SF誌を中心にサタデー・イヴニング・ポスト誌他にも短編を寄稿。80年代には4作の長編が発表された。86年死去

伊藤展安 : 1942年、静岡県生まれ。早稲田大学第一文学部中退。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 青乃108号 さん

    全13編のSF短編集。「たんぽぽ娘」は良かった。次いで「河を下る旅」も良かった。しかしながらその他は俺には理解しがたい作品群で、読んだんだけど意味がさっぱりわからない。そもそも用語がいちいちわかりづらく、今、いったい何が起こっているの?アンタは誰?おっかしーなー。俺ってこんなに読解力、低かったのかあ。で、何日も何日も寝落ちしながらようやく読み終えました。この様な私にはこの本をどうこう言うような事は出来っこありません。まあ、向いてなかった、って事かな!落ち込んでないで次、読みます。ありがとうございました。

  • ライマウ・フレツリー さん

    “ロバート・フランクリン・ヤング”はハッピーエンドを信じてる(^^)!清々しいまでに胸を射ぬかれる短編集((*))

  • 徒花 さん

    まあまあよかった。ボーイ・ミーツ・ガールもののsf短編集。表題作『たんぽぽ娘』は有名で、初めて読んでみたけれど、少女が出会って間もないおっさんに、なぜそんなに惹かれたのか、よくわからなかった。これは『夏への扉』のときも同じような感覚を覚えたけど。個人的には『主従関係』とか『ジャンヌの弓』あたりの、王道ラブロマンス(しかも最後はほっこりするハッピーエンド)がよかった。sf色は薄めだけれども。

  • 七色一味 さん

    読破。表紙借りです(笑)名前だけは知っていましたが、作品を読んだことがなかった作家さん。☆ブラッドベリほど叙情的ではないけれど、どこか彼の作品に似た雰囲気が全編に漂っています。観念的な、オトナの「童話的出会い」な物語集、と言う感じです。

  • みかん🍊 さん

    表題は他の小説にもたびたび登場する作品で読んでみたかった、時を越え出会ったたんぽぽ娘「おとといは兎を見たわ。きのうは鹿。今日はあなた」タイムリープは今やお馴染みだがこの時代に描かれていたのに全く古くさくない解釈でロマンチックな作品、「河を下る旅」は日本では三途の川を超えると言うが海外でも死と川は密接な関係なんだなと思った。

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