ロスナー:管弦楽作品集 第4集
ニューヨークを拠点とするロスナーの作品集。バロック以前のポリフォニーに影響されつつも、ハーモニーとリズムは独自のスタイルを貫き、魅力的な作品を生み出す作曲家です。
この第4集では、スネアドラムが大活躍する初期作品の『スケルツォ』をはじめ、フランク・マルタンの旋律を用いた変奏曲と古典的な形式で書かれた『合奏協奏曲』を聴くことができます。そして最後に置かれた『A My Lai Elegy(ミライの哀歌)』は、1968年にヴェトナムで起きたソンミ村虐殺事件(The My Lai massacre)と1970年のケント州立大学銃撃事件からインスパイアされた作品で、彼自身の深い悲しみと荒々しい怒りの感情が強く表現されています。(輸入元情報)
【収録情報】
ロスナー:
1. スケルツォ Op.29a(1964)〜管弦楽のために
2. 合奏協奏曲第2番 Op.74(1979)
3. フランク・マルタンの主題による変奏曲 Op.105(1996)
4. ミライの哀歌 Op.51(1971 rev.1993)
ポール・ベニストン(トランペット:4)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ニック・パーマー(指揮)
録音時期:2023年9月5,6日
録音場所:Abbey Road Studios, London
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
全て世界初録音
収録時間:80分