麗しのヴァイオリニスト、クラリッサ・ベヴィラックア
オーガスタ・リード・トーマスの作品集でデビュー!
そのまばゆいばかりの技巧と感銘を与える音楽性で聴衆を魅了している天才ヴァイオリニスト、クラリッサ・ベヴィラックアが「Nimbus」からファースト・アルバムをリリース。シカゴ大学で作曲の教授も務める現代アメリカを代表する女流作曲家のひとり、オーガスタ・リード・トーマスの無伴奏ヴァイオリン作品全曲(編曲作品も含む)と、世界初録音となるヴァイオリン協奏曲第3番でアルバムを構成するという意欲的なプログラムで華麗なデビューを飾ります。2人は5年前にシカゴで『カプリシャス・トッカータ(気まぐれなトッカータ)』を演奏したときに出会い、それから彼女の他の作品も何度も取り上げるようになりました。一曲一曲が異なるキャラクターとそれぞれの物語を持つリード・トーマスの作品が、アルバムの中でひとつにまとまり夢のような旅を作り出します。
クラリッサ・ベヴィラックアはミラノ出身、シカゴで育ち、5歳でヴァイオリンを始め、9歳の時にシカゴで1万人以上の聴衆の前でデビュー。それ以来北米とヨーロッパの各地でソロ・リサイタルや協奏曲を演奏。数々の国際コンクールに入賞し、ザルツブルク国際モーツァルト・コンクールでは第1位、聴衆賞、ベーレンライター特別賞を受賞。ケープ交響楽団国際ヴァイオリン・コンクールではグランプリを受賞しています。ザルツブルクのモーツァルテウム大学でピエール・アモイヤルに師事し2021年に音楽修士課程を修了。現在はベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でアンティエ・ヴァイトハースに学んでいます。歴史的な楽器にも情熱を注いでおり、14歳のときにクレモナのヴァイオリン博物館の貴重なストラディヴァリ・コレクションと定期的に演奏する最年少ヴァイオリニストに選ばれ、現在は1748年頃クレモナで製作されたZosimo Bergonziのヴァイオリンを演奏しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。(輸入元情報)
【収録情報】
リード・トーマス:
1. ラッシュ
2. リア・エンチャンテッド
3. カプリス
4. カプリシャス・トッカータ『ダンデライオン・スカイ』
5. ドリーム・キャッチャー
6. インカンテイション
7. パルサー
8. ヴィーナス・エンチャンテッド
9. レインボウ・ブリッジ・トゥ・パラダイス
10. ヴァイオリン協奏曲第3番『ジャグラー・イン・パラダイス』
クラリッサ・ベヴィラックア(ヴァイオリン)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団(10)
ヴィンバイイ・カズィボニ(指揮:10)
録音時期:2021年9月1,2日(1-9) 2022年4月25日(10)
録音場所:アメリカ、シカゴ大学(1-9) イギリス、BBCホディノット・ホール(10)
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)