リュリの最高傑作『アルミード』
ルセ&レ・タラン・リリクが放つ決定打!
クリストフ・ルセ率いるレ・タラン・リリクのフランス・バロック・オペラ最新盤は、リュリの最高傑作『アルミード』。美しい魔女アルミードと、強敵ルノーの間に繰り広げられる謀略と恋愛の物語。美しい女性アルミードは、敵であるルノーを殺すことがどうしてもできず、ルノーを魔法にかけて快楽の時間を過ごします。やってきた昔の仲間たちによって魔法を解かれたルノーは我に帰り、アルミードのもとを去る、といった物語。
リュリが音符に書き込んだ登場人物や場面の描写を、ルセ率いるレ・タラン・リリクが見事な鮮やかさで引き出しています。歌唱陣もライヴながら最後まで集中しきっており、アルミードの最後のアリアなど圧巻。ルセが放つ、『アルミード』決定盤の登場といえるでしょう。(輸入元情報)
【収録情報】
● リュリ:歌劇(音楽悲劇):『アルミード』 (1686) 全曲
アルミード/マリー=アデリーヌ・アンリ(ソプラノ)
ルノー/アントニオ・フィゲロア(テノール)
栄光、フェニス、メリッス、ナイアーデ/ユディト・ファン・ワンロイ(ソプラノ)
智、シドニー、リュサンド、羊飼い/マリー=クロード・シャピュイ(メゾ・ソプラノ)
アロンテ、憎悪/マルク・ムイヨン(テノール)
イドラオ/ダグラス・ウィリアムズ(バス・バリトン)
騎士ダノワ/シリル・オヴィティ(テノール)
アルテミドール/エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(テノール)
ウバルド/エティエンヌ・バゾラ(バリトン)
ナミュール室内合唱団
レ・タラン・リリク
クリストフ・ルセ(音楽監督、指揮、チェンバロ)
録音時期:2015年12月10日
録音場所:フィルハーモニー・ド・パリ、ピエール・ブーレーズ大ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)