ランバート:金管とオルガンのための音楽
1951年イギリス、バースに生まれた作曲家、指揮者リチャード・ランバート。彼の父と祖父が地元の教会のバンドマスターを務めており、とりわけ父が優れたコルネット奏者であったため、幼い頃からオルガンとブラスの音に触れて育ちました。やがて自分でもトランペットを演奏するようになり、16歳頃からは友人たちが演奏するための曲を作曲していたといいます。以降彼は様々なアンサンブルで演奏、多彩な経験を積んできました。
同時にオルガンのレッスンも受けたランバート、このアルバムに収録された一連の作品は、主として彼の友人や知人の特別な場面を記念するために作曲されたものです。作品はどれもプーランクやウォルトンを彷彿させる雰囲気を持ち、祝祭的なムードの中にもユーモアをにじませたユニークな作風が魅力です。(輸入元情報)
【収録情報】
ランバート:
1. パルティータ(2015)〜金管五重奏のために
2. オルガンのための音楽 第2巻
行進曲 ヘ長調(2008)
エレジー(2009)
カレドニア行進曲(2012)
牧歌 ヘ長調(2008)
ブルレスコ前奏曲(2017)
行進曲 ハ長調(2008)
3. 祝祭ラッパの響き〜トランペットとオルガンのために
ヴォランタリー 変ロ長調(2009)
ソーンベリーのエラボレーション(2009)
ヒフリドルのエラボレーション(1974)
4. 小組曲第2番(2016)〜2つのトランペットのために
5. 栄光、賞賛そして名誉(2015)〜トッカータ:オルガンのために
6. 小組曲第3番(2016)〜3つのトランペットのために
7. オルガンのための音楽 第1巻
イントラーダ(1978 rev.2008)
思い出に (2008)
行進曲 ニ長調(2008)
ロッキンガムのパラフレーズ(2015)
パッサカリア・ブレヴィス(2011)
インテルメッツォ(2009)
レセッショナル行進曲 ト長調(2008)
8. … mov’d with concord of sweet sounds(2011)〜金管七重奏のために
チェスター・コンコルディア・ブラス・アンサンブル
フィリップ・ラッシュフォース(オルガン:2,3,5)
ロバート・マーシュ(オルガン:7)
リチャード・ランバート(指揮:1,4,6,8)
録音時期:2022年8月22-25日
録音場所:Chester Cathedral, UK
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
全て世界初録音