気だるい午後〜ラザフォード作品集
ジョナサン・ラザフォードはイギリス、サリー州出身の作曲家。作曲をナディア・ブーランジェ、ピーター・マクスウェル・デイヴィス、ハリソン・バートウィッスルに学びましたが、彼の音楽はいわゆる現代音楽の方向には進まず、調性を堅持した新ロマン主義ないし新古典主義的な傾向を示しています。弱冠14歳で作曲したチェロとピアノのためのロマンティックな小品『気だるい午後』に始まり、2つの弦楽四重奏曲ほかラザフォードのロマンティックな音楽を手際よくまとめた1枚です。(輸入元情報)
【収録情報】
ラザフォード:
1. 気だるい午後 (1967)
2. セレブレーション弦楽四重奏曲 (2015)
3. オーボエ四重奏曲 (1999)
4. チェロ・ソナタ『ヘレン・キリックのために』 (2018)
5. リルケ弦楽四重奏曲 (1995)
マッジーニ弦楽四重奏団
ジュリアン・リーパー(ヴァイオリン)
チアラン・マッケイブ(ヴァイオリン)
マーティン・ウートラム(ヴィオラ)
ミハウ・カズノフスキ(チェロ)
ニコラス・ダニエル(オーボエ:3)
ジョナサン・ラザフォード(ピアノ:1,4)
録音時期:2021年12月10-12日
録音場所:イギリス、サフォーク、ポットン・ホール・スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)